画像の変換
RAWで撮影した写真は、Lightroomでトーンカーブをリニアにして、16ビットPhotoshopファイルで書き出し
画像の調整
Photoshopで開く
レベル補正調整レイヤーを適用、自動調整。アルゴリズムとクリッピングを変更。その他の補正も調整レイヤーを使い、ピクセルを操作しないようにする。調整しすぎに注意。また、調整の内容を記録すること。
補正後
この調整レイヤーを
ドラッグアンドドロップですべての画像に適用すれば、同じ補正で揃えられる。
写真をレイアウト
IllustratorでRGB書類を新規作成
Photoshop画像を配置
新しいレイヤーに長方形を描き、トリミングを考える
枠をレイアウトする
画像を枠に配置して
枠でマスクする
繰り返し
新しいレイヤーをつくり、画像の周りに線を描く(分かりやすいよう色をつけてある)。これで画像の間隔を揃えられる
文字・記号入れ
新しいレイヤーに文字を入れる。スケールバー等の記号は、輪郭なし・塗りつぶしのアウトラインで描く
レイヤーを複製し、元のレイヤーの下に移す。輪郭を透明から白に変え(黒縁なら黒に)、透明度を下げる
元原稿・投稿用原稿・レビュー用原稿の保存
いったん保存。画像は埋め込まない(ただし、ファイルはいつも一緒に移動)。これが元原稿。
文字のレイヤーを選び、アウトライン化(異なる環境での文字化け防止)
別名で保存で、配置した画像を含むIllustratorファイルをつくる。これが投稿用。
別名で保存で、高品位印刷のPDFをつくる。これがレビュー用。
工夫
- 貼り付ける画像が多くてIllustratorが重くなりそうなときは、仕上がり寸法で300dpi以上になる範囲で、元画像のピクセルサイズを縮小する。
- マイクロスケールの画像も一緒に配置し、拡大縮小を他の画像と同時にかける。それをもとにスケールバーの長さを決める。
- 図の大きさを規定の寸法に揃えるときは、全部を選択して、拡大縮小する。規定の最大サイズを長方形で描いて、それに合わせて拡大縮小すると、簡単。その後、線幅やフォントサイズを揃え、文字や記号の位置を調整。
- 写真の調整を変更するときは、Photoshopファイルをそれぞれ変更すればよい。Illustratorファイルの元原稿にそれが反映される。ほかの原稿には反映されないので、保存しなおす。
- 高品位印刷のPDFにしても投稿にはサイズが大きすぎたら、300dpiのPhotoshopを試す。