大判プリンタにMacから印刷する

Macを使って共通機器室の大判プリンタからポスターを印刷する方法をまとめる。

共通機器室にある大判プリンタは、エプソン PX-H9000。職員証で入室。予約不要。様子を見て使う。

いまのところ使用は無料。使ったら使用簿に記載。プリンタ自体にもログがとられている。用紙だけ各自で持ち込む。共通機器室に用紙を預けておくスペースがあるが、よく管理されていないので持ち帰ること。

プリンタ横にWindowsのPCがあり、プリンタとUSB接続されている。PDFならこのPCからも印刷できるが、PCが遅い。Macを持ち込んだ方が早い。

ドライバのインストールとプリンタの接続

  1. ドライバをダウンロードしてMacにインストール
  2. プリンタを起動し、USBケーブルをPCからMacにつなぎかえる
  3. システム環境設定でPX-H9000を追加

Illustratorから用紙設定と印刷

「ファイル > プリント…」で「用紙設定…」をクリック

「用紙サイズ」から「カスタムサイズを管理…」を選び、ポスターの仕上がりサイズと同じ大きさの用紙を定義する。

Illustratorの「プリント」ダイアログまで戻り、「プリンタ…」をクリック。「用紙サイズに合わせる」にチェック。「出力用紙サイズ」に、さっきつくったサイズが入っているか確認。

「プリント」をクリックしてIllustratorの「プリント」ダイアログに戻る(まだ印刷はされない)。「用紙サイズ」が「プリンタードライバーで定義」、「拡大・縮小」が「用紙サイズに合わせる」になっていることを確認。「プリント」をクリックすると印刷が始まる。

用紙サイズについて

PX-H9000で印刷できる最大の幅は1118mmで、ロール紙の幅も1118mmなので、「カスタムサイズ」の幅はこれを超えては定義できない。これを越えたサイズを定義すると、印刷結果が異常になる(用紙のまんなかにA4の大きさだけ印刷されるなど)。

印刷の時に自動的に拡大・縮小させられるので、Illustratorで制作するときにはこれに近い大きさにしておけばよい。たとえば、解剖学会でよく使われる1200mm×2100mmで制作してもよい。「カスタムサイズ」を定義するとき、印刷の幅と原稿の縦横比に合わせて印刷の高さを決める。

4辺の余白を揃えるなら、Illustrator書類ではトンボのマージンが3mmあり、裁ち落とし分も印刷されることを留意する。