Orbi メッシュWiFiを設置する

Oribi メッシュWiFiを設置したので、メモ。

設置機器

  • Orbi RBK753セット 1セット(ルーター1台、サテライト2台)
  • 追加サテライト RBS750 2台

ネットワーク環境

  • 大学のLAN
    • MACアドレス認証のため、LANに接続する機器はすべてメディアセンターに登録する必要がある。

MACアドレス、シリアル、SSID、パスワードをメモ

  1. 各装置に貼られたラベルに記されている。
  2. 追加サテライトにはそれぞれ異なるSSID、パスワードがある。これらは使われないので、メモは不要。

各装置のMACアドレスをメディアセンターに登録

  1. MACアドレス認証のため、各装置のMACアドレスをメディアセンターに登録する。
    • ルーターのラベルに記されているのはルーターのLAN側のなので、これを登録したのでは無効。WAN側のMACアドレスは、ルーターの管理画面に入らないとわからない(下記)

サテライトとルーターを同期

  1. サテライトとルーターをおなじ机上にならべ、電源(装置の数だけ)とLAN(1本)を用意する。
    • 最終的にルーターを置く場所(またはその近く)で作業する。後のメンテナンスで作業することもあるので、作業しやすい場所をルーターの設置場所に決めるとよい。
  2. ルーターとLANを接続し、ルーターを起動し管理画面にアクセスする。アプリよりもブラウザのほうが使いやすい。
    1. ルーターにWiFiで接続する。
    2. ブラウザで管理画面にアクセスし、WAN側のMACアドレスを調べる。
    3. WAN側のMACアドレスをメディアセンターに登録。
    4. 認証されるのを待つ。認証されなければ、ルーターを再起動してみる。
  3. セットに入っていたサテライトは同期済み
    1. ルータが起動し、WANに接続されている状態で始める。
    2. ルータの管理画面をみながら以下を進める。
    3. サテライトを1台ずつ起動し、同期されていくのをルーターの管理画面で確認する。うまくいけば、操作不要。
    4. 同期に失敗したら(サテライトのランプが紫点灯)、いったんサテライトを初期化して再度試す。だめなら、ルーターも初期化する。
  4. 追加サテライトを1台ずつ起動し、同期させる。
    1. 追加サテライトは同期されていないので、まず同期しないといけない。サテライトを1台ずつ作業する。
    2. サテライトを起動する(白点灯)。
    3. サテライトのSyncボタンを押す(白点滅)。
    4. 続いてルーターのSyncボタンを押す。
    5. サテライトが同期されるのを待つ。失敗したら、サテライトを初期化してから繰り返す。同期されたら、次のサテライトを作業する。
  5. 管理画面を使って、サテライトの名称を書き換える「連番_設置場所」
  6. 管理画面を使って、ファームウエアアップデートをする。
  7. パスワードを書き換えて完了。

設置場所を検討しながら設置する

  1. サテライトをすべて電源から外す。
  2. スマホをルーターのWiFiに接続し、域内の電波強度を調べる。電波強度を測れるアプリを使うとよい。
  3. 電波が不安定になり始めるところを、見つけていく。
  4. 電波が不安定になり始める少し手前当たりに、サテライトの置き場所を決める。サテライト同士が近すぎないようにする。
  5. サテライトを設置し、電源を入れる。
  6. ルーターの管理画面をみて、サテライトが同期されていくのを確認する。
  7. もういちど、スマホで電波強度を確認して回る。
    1. WiFiの接続先が切り替わるときに数秒の遅れがあり、電波が不安定になる。少し待つこと。
    2. よい速度が得られなければ、サテライトをEthernetバックホールに切り替えることを検討する。今回は大丈夫だった。