記録のために実験器具や動物を撮影することがある。きれいに撮影したい。
レンズとカメラ
画質をよくするにはマクロレンズを使う。撮影するものの大きさに合わせて、50〜100mmのを複数用意するとよい。
ソニー SONY マクロレンズ FE 90mm F2.8 Macro G OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL90M28G
148,000円(11/22 07:27時点)
Amazonの情報を掲載しています
- カメラは一眼レフやミラーレスがよい。感度が高いので、照明が多少暗くてもノイズがでにくい。
- マニュアル撮影のできるコンパクトカメラでもよいが、ノイズが比較的でやすくなるので、照明を明るくしたい。
- スマホでもやれるが、マニュアル撮影のできるアプリを使う。ノイズがでにくいようで実は画像処理でデノイズしているので、暗いとディテールがあれがち。照明をできるだけ明るくしたい。
実験器具などの立体物
背景を整理するために、バックドロップを使いたい。
- 簡易スタジオと簡単な照明(デスクライト、部屋の照明、LEDライトなど)を用意。
- カメラを三脚に固定し、低感度で撮影する。
冊子などの平面物
照明の反射でテカりがちなので、偏光板をつかって反射を抑える。透明なプラスチックの物体には偏光は使えない(色が出る)。
- デスクライトに偏光板を貼り付ける。
- レンズにサーキュラーPLフィルターを取り付ける。
- 照明にデスクライトを2灯使い、左右45度の仰角で光を当てる。部屋の照明は消す。
- 偏光が直交するように、サーキュラーPLフィルターの向きを合わせ、プレビューをみながら反射が最少になるように調整する。
Kenko PLフィルター ZX サーキュラーPL 52mm 高透過偏光膜採用 撥水・撥油コーティング フローティングフレームシステム 542521
8,800円(11/22 07:27時点)
Amazonの情報を掲載しています
魚
成魚を撮るのは、シャッター数とPhotoshop合成で。
- 新しい透明な小タンクとちょうどはまる透明アクリル板を用意。
- タンクにアクリル板を差し込んで、狭いスペースを作る。
- ビー玉、色紙などで背景を作る。
- 照明はストロボをバウンスさせる。
- 狭いスペースに成魚を泳がせて、置きピンで撮影。
- 上手く写ったショットをもとに適宜Photoshopで仕上げる。
カラーマネージメント
照明には多少とも色付きがある。偏光板にも色付きがある。簡易スタジオで間接光を使うと色温度は少し下がる。カラーマネージメントの基準は撮っておきたい。
- カメラのフォーマットをRAWにし、ホワイトバランスを昼光固定に設定。
- いずれかの基準物を同時に撮影する。
- インクジェット写真用紙(ほぼ完璧に白い)
- グレーカード(マニュアル露出の露出合わせにも使える)
- カラーチャート(カラーバランスも合わせられる)
- 撮影後にカラー調整。