ChatGPTで課題を書いてみる

Illustration generated by Stable Diffusion AI

ChatGPTは、OpenAIの提供しているチャットボット。学習した文章をもとに、問合せに対して適切な応答をAIが生成する。2024年6月現在公開されているのはChatGPT-4oで、バージョンが上がるごとに能力が向上している。

 

 

エッセイの課題をChatGPTで生成する

課題のアドバイスを得られるか、試してみた。

AIを利用した「創作」は、教育関係でも警戒されている。本学はAI使用のガイドラインを制定した。

 

 

最初に箇条書きで書くべき項目が挙げられた。例文も同時に生成された。

 

 

例文は400字弱で、400字詰め原稿用紙1枚分だ。字数を指定して長めの例文を依頼してみた。

 

 

1,200字弱で、要求に沿った例文になった。試みに、3,000字を要求してみた。

 

2,000字弱になった。より長い文章を求める場合は、起承転結といったいくつかの部分に分割して、部分ごとに生成することもできる。

 

 

これで1,000字強。一部の分量を増やしてみた。

 

 

3,000字強になった。

 

ChatGPT3.5までは、1,000字以上は生成できなかったし、そもそも字数指定自体がうまくいかなかった。ChatGPT4では、字数指定に従った文章を生成できたし、2,000字くらいまで一気に生成できた。

長い文章では内容が冗長になっていたが、ワンテーマで長い文章にすれば内容が冗長になるのは否めない。ヒトが書いたとしても同様だろう。

今回の生成では、過去の同様の生成でアカウント内に蓄積された学習内容も反映されているらしい。心臓の件が現れるのがそうだろう。ChatGPTで生成された文章は通り一遍で個性が現れにくいが、自分なりの経験を盛り込ませて個性を出していくことはできる。

感想文をChatGPTに生成させたとき、学生の損得は何だろう。この課題でいえば、作文の苦労や時間は節約できる。一方で、せっかくの解剖学実習の経験を自分の心の中で総括するチャンスは生涯なくなる。それは惜しいと思う。

大学や教員の損得は何だろう。損ばかりだ。ChatGPT以前は剽窃するなと警告し、剽窃チェックシステムでスキャンすることができた。ChatGPTを使うなと警告はできるが、チェックの方法がない。個人の経験を盛り込んだ文章を生成されたら、どこまでが「個性」というべきかもよくわからない。

芥川賞作品でもAIが使われている。それでも課題からAI使用を除外しようとすると、筆記試験のような実施形態になるかもしれない。

告示:本稿につき、画面キャプチャーとアイキャッチ画像以外は、全て生物学的ヒトが作成しました。

更新履歴:

  • 2023/1/25: 最初の投稿
  • 2023/2/2: ChatGPT Jan 30 Versionを使って例を再生成。Classifierについても記載した。
  • 2023/2/3: 長文の生成について追記。
  • 2023/2/13: BingのAI Chatについて追記。
  • 2023/4/21: ChatGPTを使って試行を繰り返した。Bingは削除。
  • 2023/8/28: 感想文を生成し直した。読書感想文もやってみた。AI Classifierの終了について言及。
  • 2024/1/23: 感想文を生成し直した。芥川賞作品に言及した。ChatGPT3.5。
  • 2024/6/5: 感想文を生成し直した。ChatGPT4o。

 

アイキャッチ画像:Stable Diffusionで生成した画像