Mac App Storeにはないソフトウエアの管理は面倒。ソフトウエアパッケージを管理するソフトウエアでインストールできるものは、それを使うと管理が少し楽。特に、コマンドラインで使うものやプラグインの類はどこにinstallされるのかわからなくなるので。
そのようなソフトウエアにはMacPortsなどいくつかあるが、GUIのあるアプリも管理できる点で、Homebrewが特徴的。
homebrewをインストール
まず、XcodeをMac App Storeからインストールする。
Terminal.appを起動。次のコマンドでXcodeのコマンドラインツールをインストールする。
$ xcode-select --install
http://brew.sh/index_ja.html からインストールのコマンドをTerminalにコピペして実行。インストールの説明が表示される。OKなら進む。
ソフトウエアをインストール
Homebrewから、いくつかインストールしてみる。すでにインストールしてあるものは、アンインストールしておく（上書きはされず、管理もされない）。「cask」はGUIのあるソフトウエアのときに使う。他に必要なものがあるときは自動でそれもインストールされる（例えばwgetではopensslもインストールされる）。
$ brew install wget $ brew cask install google-chrome $ brew cask install google-drive $ brew cask install firefox $ brew cask install blender $ brew cask install 4peaks $ brew cask install hetimazipql $ brew cask install qlvideo
インストールされたものを確認。
$ brew list $ brew cask list
パッケージを探す
$ brew search wget（例） $ brew cask search google（例）
Homebrewをアップデートして、インストールされているソフトウエアをアップグレードして、旧バージョンをクリーンアップ。
$ brew update $ brew upgrade $ brew cleanup $ brew cask cleanup
インストールに失敗することがある。クリーンアップできないファイルが残ることも。消せなかったファイルが表示されるので、rmで消す。
$ brew cask install fiji （中略） Error: Failed to eject /private/tmp/dmg.5aBQh9 Error: nothing to install $ brew cask cleanup （中略） skipping: /Users/ユーザ名/Library/Caches/Homebrew/Cask/fiji--latest.dmg is locked （中略） $ rm /Users/ユーザ名/Library/Caches/Homebrew/Cask/fiji--latest.dmg