治療薬ハンドブック2024

治療薬ハンドブック2024 薬剤選択と処方のポイント

治療薬ハンドブック2024 薬剤選択と処方のポイント

4,950円(02/29 22:14時点)
Amazonの情報を掲載しています

 

治療薬の本は、主に3冊ある。いずれも毎年1月の同じタイミングで新版がでる。

  1. 今日の治療薬(南江堂・1440ページ)
  2. 治療薬ハンドブック(じほう・1888ページ)
  3. 治療薬マニュアル(医学書院・2912ページ)

Amazonの順位でみると、『今日の治療薬』がダントツによく売れていて、『治療薬ハンドブック』『治療薬マニュアル』は同じくらい。

処方の参考にするには、どれを選んでも役に立つ。しかし、持ち歩くには重いので、スマホで電子版を使いたい。どれも電子版があるが、商品形態はいろいろだ。

『今日の治療薬』の電子版は冊子とは別売りで、医書.jp版はサブスク、m2plus版は年度版。『治療薬マニュアル』は冊子に電子版のライセンスが付属するが、期限が次の版まで。別売りの医書.jp版は年度版でライセンス期限ナシだが、冊子は付いてこない。『治療薬ハンドブック』は冊子にアプリの同年度版のライセンスが付属していて期限なし。

つまり、本1冊分の支払い1回で冊子と期限ナシの電子版の両方が得られるのは『治療薬ハンドブック』だけということになる。評者は『今日の治療薬』のサブスク版と、『治療薬マニュアル』の機関契約版にアクセスがあったので、『治療薬ハンドブック』を試してみた。

カバーは白地に緑と赤のタイトルが鮮やかだ。カバーを外すと、ビニールの表紙がでてくる。パールの効果で、角度によってピンクから緑がかって見える。

表紙の見返しに使用法と目次があって便利だ。しおり(スピン)は色違いで2本付いている。

 

キラキラなパールの表紙

 

見返し

 

内容を少し見てみよう。各章ごとに、基本的な解説がまずある。最初に、使用上のポイントが箇条書きされている。なるほどと思うものばかりだ。そのあとに、基本、分類、…と続く。

続いて、それぞれの治療薬の説明がある。一般名、略称、商品名、適応・用法用量、注意や禁忌、ポイントが、表にまとまっている。薬価も記載されている。患者に指導するときのポントがひとこと記されているのがいい。

 

 

総説

 

個々の薬の説明

 

裏表紙の見返しに、プラスチックの袋に入った付録が付いている。そっと引っ張ると外れる。この中に、アプリ版のコードが入っている。粘着剤が残るが、指で剥がせる。

 

裏表紙の見返しの付録

 

付録に入っているのは、シリアルコードの記された紙、早見表が3つ。サムネールのシール。

ポケットカード(早見表)は、年度ごとに異なる内容のが付いている。続けて購入しても被らない。アプリの中には2020年度版以降のバックナンバーのポケットカードが付いているので、収集に右往左往しなくても大丈夫。

 

付録

 

シリアルコードはQRコードになっている。使うには3ステップ

  1. アプリをインストール
  2. 会員登録する
  3. アプリでQRコードを読み込む

 

アプリの説明

 

アプリをみてみよう。冊子と同じ流れで、総説から各治療薬の解説をみる。アプリでは、薬の外観写真や構造式もみられる。

お気に入りにフラグを立てられたり、検索履歴が残ったりと、使っているうちにいつもの薬にアクセスしやすくなる。

 

 

アプリでは、ニュース配信もある。また、「P+(ぴーたす)」という付録が付いていて、表などにアクセスできる。知識確認の問題もあって、何かの試験対策にも成る。

アプリはオフラインでも使える。電波の届かないところで使う必要があるときに、オフラインに設定すると、主要なデータが端末にダウンロードされる。ただし、いくつかの機能は制限される。

 

 

当記事での紙面とアプリの画像の使用については、じほう社より許諾を受けました(2024年1月26日)。