ChatGPTで課題を書いてみる
ChatGPTは、OpenAIの提供しているAI。学習した文章をもとに、問合せに対して適切な応答をAIが生成する。2025年1月現在公開されているのはChatGPT o1で、バージョンが上がるごとに能力が向上している。
ChatGPTで作文の課題が作れるか、試してみよう。
エッセイの課題をChatGPTで生成する
課題のアドバイスを得られるか、試してみた。
AIを利用した「創作」は、教育関係でも警戒されている。本学はAI使用のガイドラインを制定した:教育における生成AIの利活用に関するガイドライン【学生向け】
まず、プロンプトで立場や状況設定をする。ChatGPTに能力を指定するのがポイント。
あなたは医学科の教員で、解剖学の授業を長年担当しました。作文指導もされています。そんなあなたを見込んで、相談があります。
承知しました。医学科の教員として、また作文指導も行う立場から、どのようなご相談でも喜んでお受けいたします。具体的にどのようなことをご相談されたいか、お気軽にお知らせください。
私は医学科2年の学生です。つい先日、解剖実習の授業が終わりました。教授から、解剖実習を振り返って感想文を書くよう求められました。どのようなことを書いたらいいか、アドバイスをお願いします。
以下では、解剖実習の感想文を書く上でのポイントや構成案をいくつか提案します。自分自身の体験・気づき・感情を振り返りながら、書きたい内容を深掘りしてみてください…
1. 解剖実習への敬意や感謝の言葉
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献体への感謝
解剖実習が可能になった背景として、献体に協力していただいた方々の存在があります。貴重な体験を得る機会を頂いたことへの感謝は、医学に携わる学生として必ず触れたいところです。 -
関係者への感謝
教授や助教、技術職員の方々が教材や設備を準備してくださるおかげで成り立っている実習でもあります。そうした方々のサポートがあってこその学びであることを認識し、敬意を示すことは大切です。
2. 具体的な学びの内容
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人体構造への理解
実際に組織を触れて、画像や教科書で見る構造が「現実の三次元の形状」であることを体感するのは、解剖実習の醍醐味です。どのように理解が深まったかを具体的に記述すると、より説得力のある文章になります。- 例:「肝臓や肺などの臓器の位置関係を自分の目と手で確かめたことで、なぜこの走行になるのかを実感しやすくなった。」
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疑問点・発見
テキストや教科書で学んでいただけではわからなかった疑問点に気づいたり、新たな発見をしたりすることも多いかと思います。それをどのように解決できたか、あるいはまだ残っている疑問は何か、という点を書くのも有益です。- 例:「生体では柔軟な構造が固定標本では硬く感じられた点を通じ、生体の動態や働きへの理解がまだ足りないと痛感した。」
3. 体験を通じて感じた心情面の変化
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初めて人体に触れる緊張感
「最初は緊張した」「いざメスを持つと手が震えた」など、リアルな心情の変化を書き出すと、自分だけでなく読む人にも当時の臨場感が伝わりやすくなります。 -
医学へのモチベーション向上
「単に暗記するだけの解剖学ではなく、医療現場で役立つ知識へと直結している手応えを得た」など、将来の臨床や研究との結びつきを実感したことを書けば、モチベーションが高まったプロセスを共有できます。
4. 今後の学習や臨床につながる目標
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学修計画
解剖実習を終えた段階で、自身の弱点や強化すべき分野がはっきりする場合があります。「骨の名前は覚えられたけれど、神経の走行がまだ曖昧」など、明確な課題が見つかったなら、それを踏まえて次に何を強化していきたいかを具体的に示します。 -
患者さんへの想像力
実習で学んだ人体の構造を、将来の診察や治療にどう活かすか考察すると、より臨床的・実践的な視点を示せます。実際の患者さんをイメージしながら勉強を続ける動機づけを書いてみるのも良いでしょう。
5. 文章構成のポイント
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序論(導入)
- 献体や指導者への感謝、解剖実習を受ける前の気持ちなど。
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本論
- 実習で学んだ具体的な内容(理解の深まり・発見・疑問点)
- 心境の変化(緊張や感動、学習意欲の向上など)
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結論
- 今後の学習・臨床にどのように役立てるかの展望
- 実習を踏まえた、自分自身の成長のまとめ
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文量とバランス
- 感情面・内容面・展望をそれぞれ適度に扱い、長すぎず短すぎないように配分。
まとめ
解剖実習の感想文では、単なる「感想」だけでなく、今後の学習や将来の臨床に活かすための気づきを盛り込むことが大切です。自分の成長過程や気づき、今後の学習計画を具体的に言葉にすることで、読み手にもあなた自身の学びの深さが伝わります。ぜひ、これらのポイントを参考にして、自分だけのオリジナルな感想文に仕上げてください。
1200〜2400字の制限の中で、起伏のある構成にしたいです。アドバイスお願いします。
文章量が限られる中で「起伏(メリハリ)」をつけるには、以下のように“山場”を意識した構成を心がけることが大切です。各パートで文章量の目安(例示)を示しますので、全体で1200〜2400字に収まるように調整してみてください…
1. 導入(序盤・約100〜200字)
- エピソードや問いかけから始める
たとえば「初めて解剖室の扉を開けた瞬間、胸の高鳴りを抑えられなかった」など、読み手の興味を引くエピソードや印象的な言葉を使うと効果的です。 - 本論につながる“問い”の提示
「なぜ解剖実習に臨む際に緊張したのか?」など、その後の展開を期待させる疑問を投げかけ、文章を読み進めたくなるフックを作ります。
2. 実習前・準備段階での心情(約300〜500字)
- 不安と期待の入り混じり
解剖実習前の印象や、どのような準備をしていたかを書き、実習に対する気持ちや先入観を描写します。 - 医学生としての覚悟
「医学を学ぶうえで避けては通れない重要なステップ」である解剖学実習への意気込みを盛り込み、読者にあなたの心情がどのように高まっていったかを伝えましょう。
3. 実習中の“山場”描写(約400〜700字)
- 最初の衝撃や戸惑い
初めて人体にメスを入れるときの緊張感や、実物を目の当たりにしたときの感慨を具体的に描写します。- 例:「図鑑で学んできたはずの形が、実際にはまったく別物のように感じられた」など。
- 新たな発見や学び
解剖の過程で「今まで頭の中だけでイメージしていた構造が手で確かめられた」「神経や血管の走行の妙を実感できた」など、知的好奇心が高まる場面をしっかり言語化すると、文章に厚みが生まれます。 - 戸惑いから理解へ
最初は難解だった構造が少しずつ理解できるようになる過程を描き、「分からなかったことが分かるようになった」という学習プロセスの高揚感を伝えましょう。この部分が全体の“クライマックス”にもなり、読者にとっても印象に残りやすくなります。
4. 実習後の振り返りと感情の落ち着き(約300〜500字)
- 心情の変化
実習を終えた直後の率直な感想や、実習を通して抱いた献体への敬意・感謝を述べます。解剖実習が終わったことで生じる“安堵”や“責任感の増大”など、感情の移り変わりを丁寧に書きましょう。 - 今後の学習や臨床につながる思い
「解剖学の基礎が臨床へどう活かされるのかを具体的にイメージできるようになった」など、学んだことが将来のどの場面で役立ちそうかを示すと、読み手にとっても説得力が増します。
5. 結論(約100〜200字)
- 全体の要約と今後の目標
「解剖実習を通じて得た学びは、医学の道を志すうえで欠かせない基盤になった」など、全体の結論としてまとめましょう。 - 締めくくりの一言
感謝の気持ちや、今後の決意を簡潔に示し、読後感をすっきりと終わらせます。
文字数配分の例
- 導入(100〜200字)
- 実習前の心境(300〜500字)
- 実習中の山場(400〜700字)
- 実習後の振り返り(300〜500字)
- 結論(100〜200字)
この配分で書けば、最低で約1200字、最大で約2100字ほどの範囲でまとめやすくなります。もし実習中の描写をさらに詳しくしたい場合は、この部分に多めの文字数を割り当て、他のパートを少し短めに調整してみてください。
起伏を作るコツ
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冒頭で掴み、結末で余韻を残す
読み手に「先を読みたい」と思わせ、最後に「読んでよかった」と感じさせる構成を意識しましょう。 -
感情の揺れを具体的に書く
「最初は戸惑いが大きかったが、段々と解剖の意味を実感していった」など、心の変化を段階的に示すことでドラマ性が生まれます。 -
一貫したテーマやモチーフを設定する
例えば「神秘への敬意」や「学びと感謝」をキーワードに繰り返し言及すると、読み手に印象を残しやすくなります。
ぜひ、上記の構成例や文字数配分を参考に、解剖実習ならではの貴重な体験や心情の変化を“ドラマチック”にまとめてみてください。限られた字数の中でも、起承転結を意識しながら書くと、読み応えのある感想文に仕上がります。
例文をお願いします。
以下は、1200〜2400字の制限を想定した例文です。五つのパートに分けて「起伏(メリハリ)」を持たせています。各パートの文字数はあくまで目安です…
1. 序論(導入)
初めて解剖室に足を踏み入れたとき、私は全身が震えるほどの緊張感を覚えました。医学生として覚悟を決めてきたつもりでも、「実際に目の前にあるご献体にメスを入れる」という行為が、これほどまでに重い意味を持つとは想像していなかったからです。解剖実習は、医学を学ぶうえで避けては通れない大切なステップであり、同時に私の中で強い不安と期待が入り混じる始まりでもありました。
2. 実習前の心境
解剖実習の前日はほとんど眠れませんでした。どんな心構えで臨めばいいのか、献体に対してどのように接すればいいのか。頭では理解していても、実際に手を動かして組織を切開していくイメージがうまく描けず、覚悟と葛藤が入り乱れていました。それでも、教科書や図譜を丁寧に見返し、骨や臓器の名称を必死に暗記し直すことで、せめて実習中に戸惑わないよう準備をしました。
一方で、「自分がこれから学ぶことは、将来の患者さんの身体と直結している」という思いが湧き上がり、私を支えてくれました。人体の構造を正しく知ることは、診断や治療を誤らないための大きな一歩です。こうした切実な思いが、当日の緊張に立ち向かう原動力となったのです。
3. 実習中の山場
実習当日、いざ解剖台を囲んだ瞬間、事前に抱いていた不安が一気に押し寄せました。ところが、いざメスを持ち、皮膚を切開し始めると、不思議と落ち着きが生まれたのを感じます。もちろん、献体への敬意は変わらないままですが、手元の作業に集中するほどに、学びへの意欲が高まっていきました。
最も印象的だったのは、教科書やCT画像で見ていた臓器が、実際には微妙な位置や形状の違いを持ち、それぞれに個体差があるという現実でした。たとえば、肝臓と横隔膜との位置関係を確認したときに、自分の想像以上に複雑かつ精妙に組み合わさっていると感じ、人体の神秘に言葉を失いました。また、血管や神経の走行を一つひとつ目で確かめることで、教科書だけでは得られなかった空間的な理解が一気に深まりました。
このとき私が強く感じたのは、「知識と現実とのギャップを埋めるのが解剖実習の醍醐味」ということです。最初は不安が先行していた私ですが、実際に手を動かし、視覚・触覚・空間認知をフルに活用して人体を理解するプロセスは、まさに“学問”を体験する刺激的な山場でした。
4. 実習後の振り返り
実習を終え、解剖台を離れる頃には、私の中で大きな達成感と責任感が芽生えていました。メスを入れることに抵抗を感じつつも、「身体の仕組みを学ぶことが、将来の医療に直結する」という現実を噛みしめられたのは、非常に貴重な体験です。解剖学を学ぶ過程で、献体への感謝の念がさらに深まったと同時に、医学に携わる者としての責任感も増しました。
また、自分が特に弱いと感じた分野もはっきりしました。神経の立体構造や血管の分岐など、まだ暗記にとどまっていた領域を、改めて理解し直したいと思っています。解剖実習で得られた手応えと同時に、「まだまだ学ぶべきことが多い」という気づきが、次のステップへのモチベーションとなっています。
5. 結論
解剖実習とは、単に「身体の構造を学ぶ」だけの場ではなく、「医学を学ぶ自分自身の心構えと責任感を再確認する」重要な通過点でした。実物に触れることで、教科書上の知識が色彩と奥行きを持ち、まったく異なる説得力を帯びてきます。何より、献体に深く感謝しながら臨んだこの経験は、私の医学生としての土台を築く大きな一歩になりました。今後は解剖実習で得た学びを胸に、より実践的な医療を目指して日々研鑽を積んでいきたいと思います。
…とても奇妙な文章になってしまった🤢
更新履歴:
- 2023/1/25: 最初の投稿
- 2023/2/2: ChatGPT Jan 30 Versionを使って例を再生成。Classifierについても記載した。
- 2023/2/3: 長文の生成について追記。
- 2023/2/13: BingのAI Chatについて追記。
- 2023/4/21: ChatGPTを使って試行を繰り返した。Bingは削除。
- 2023/8/28: 感想文を生成し直した。読書感想文もやってみた。AI Classifierの終了について言及。
- 2024/1/23: 感想文を生成し直した。芥川賞作品に言及した。ChatGPT3.5。
- 2024/6/5: 感想文を生成し直した。ChatGPT4o。
- 2025/1/16: 感想文を生成し直した。ChatGPT o1。
アイキャッチ画像:Stable Diffusionで生成した画像