Horosのエラー対処
![](https://i0.wp.com/anatomy.med.gunma-u.ac.jp/wp-content/uploads/2020/10/Screen-Shot-2020-10-06-at-14.55.51.png?resize=1058%2C500&ssl=1)
MacにDICOMビューワHorosをインストールするとき、まれにインストールに失敗することがあります。症状としては、「2Dビューワが開かない」、「日本語OFFにしたら起動しない」、「別のバージョンもインストールしたけどやっぱりダメ」というものです。
対処1:英語表示にする
- 環境設定、一般より、「日本語」のチェックをはずす。Horosを再起動。
これで直ればラッキーで、もし起動しなくなったら下記を試してください。
対処2:アンインストールと再インストール
- DICOMデータのバックアップ(オプション)
- Horosのアンインストールでは、AppCleaner(無料)をつかって、Horosと関連ファイルを完全に削除する(リストアップされたファイルすべてにチェックを入れる、ファイル名にhorosの文字が含まれている)(アプリケーションフォルダからHoros本体を削除するだけでは、うまくいかなかった)
- 書類DocumentのHoros Dataを削除し、ゴミ箱を空に(注意、DICOMデータが消えます、元データやバックアップがあることを確認してください)
- Horosの再インストール
- 起動したら最初に「環境設定、一般、日本語をはずす」
- Horos再起動
これらをやってもダメな場合、実習室のiMacを使うか、他のひとに見せてもらうか、で対応をお願いします。もしくは別のDICOMビューワ、3D slicer(無料)を使うこともできますが、使い勝手はHorosのほうが上でしょう。
現在、Horosは様々なバージョンがダウンロードできます。とりあえず、新しいほう(4.0.0RC、3.3.6)を試してください。どのバージョンでも、DICOMを閲覧したり3D再構築するといった基本的な作業はできます。確認できているバグは、3.3.5ではCT valueの表示が文字化け、3.3.6では、MPRからの動画出力で画面が小さくなる、4.0.0ではMPRの動画サイズはやや大きくなる、VRのFlyThruで座標がずれる、です。