賢者の学び舎 防衛医科大学校物語
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表紙
埼玉県所沢市にある防衛医科大学校で学ぶ医学生たちの成長を描く。「ビッグコミック スペリオール」で2018年より連載中。一部はpixivで読める。
念のため:学び舎のよみは「まなびや」。舎だけだと「しゃ」。
防衛医大は、一般の医大とは異なる学びが多い。防衛、警察、消防など公安系の学校に共通するのが、アイロンがけ、ベッドメーキングなどの生活指導や集団生活への指導。海軍兵学校から続く伝統だ。これに慣れず中途退学する学生もいる。それでも、防衛大学校や幹部候補生学校よりは厳しさは少ない。
医学科の場合、6年間の課程を経て、医師国家試験に合格すれば、2年間防衛医科大学校と自衛隊中央病院で臨床研修を受ける。その後、自衛隊病院や各部隊で、幹部医官として勤務する。卒業後9年以内に自衛隊を退職する場合は、卒業までの経費(償還金)約5千万円を国庫に返還する必要がある。
主人公の真木賢人は、家庭の事情のせいもあり独立心が強く、学費が掛からず早く自立できることから防衛医科大学校に進学する。学業優秀ないっぽうで、他人との関わり合いに疎く、尊大な態度を取りがちだ。卒後は学費を返納して一般病院に勤めるつもりだった。
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1年生にはそれぞれ2年生の対番(チューター)がついてサポートする。プレス(アイロンがけ)の指導
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1年生の生活指導役は3年生が務める
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厳しい生活指導の合間の授業も盛りだくさん
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自分自身に疑問を持ち始める主人公
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防衛大学校での野外の救護訓練
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射撃訓練もある。1年生は弾は入っていない
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自分を変えようとする主人公
第3巻から専門教育が始まる。最初は骨学実習。解剖学の学びの本質が表現されている。解剖の授業が始まる前までに全巻読んでおくとよい。
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1年生後期から専門の授業が始まる。まず骨学実習から
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解剖学の学び方のエッセンスが数コマで
第3巻巻末には骨学実習の取材記があり、担当教授が登場する。
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