§82ー86 頭部

漢字チェック:当然、試験ではチェックしています。他人に伝わる文字、下手でも丁寧な文字を心がけてください。
膀胱(意外とど忘れする)脾、嚢、薄(点がある)、顎(横棒二本、イラ解は誤字)郭(おおざと)、膝(大ではない、水ではない)、腺(水です)、篩、蓋、殿、規と器、脛と頸、副と腹、神(紳でない)、肋(助でない)坐、脛と頸の略字(工が土になる)、楔(むずかしい)、網(ぐちゃぐちゃっと書かない、最後の一画は何も貫かない)、趾や指(子ではない)、靭(9画目は、つらぬく)、帯(書き順、よこ棒が一画目、たて3本、よこ… 山ではない)、方(書き順、てん、よこ、ぐるっと、たてはらい)腸間膜(管ではない)、膵(くさかんむりを忘れず)、気管支(枝ではない)、盂(子ではない)、腕(夕は月ではない)、翼(羽と田と共)、披(被ではない)、椎(稚ではない)、蝶(葉ではない)、篩(たけかんむり)、蓋(クサと去と皿)


篩骨洞(蜂巣)の開口:前部中部は半月裂孔(篩骨漏斗)に、後部は上鼻道に。
茎状突起:今日もランドマーク。はじめは指で触れるだけで確認。筋、靱帯、神経のかたちを保つ。
茎突下顎靱帯:茎状突起前面から下顎角へいたる(解剖学カラーアトラスP53)。内面から観察できる。下顎角周辺がすでにきれいになっていると見つからなかった。
舌咽神経 IX:頚静脈孔を通り、茎突舌筋の後面にはりついて、舌に分布する。顎下腺が視野を狭めることも。そとから見つけられなければ、口腔から探す方法:口蓋扁桃あたりを少しずつ探ると、舌へ向かう枝がある。
顎動脈、下顎神経:耳下腺、下顎骨が視野を狭める。
大口蓋神経:大口蓋孔より、硬口蓋粘膜へ。
小口蓋神経:翼口蓋神経節より、小口蓋孔を経て、軟口蓋へ。
大口蓋動脈:大口蓋孔より、口蓋前部へ。
小口蓋動脈:大口蓋管で大口蓋動脈より分岐し、小口蓋孔を経て、軟口蓋へ。
いざ眼窩へ:まず硬膜を除く。最初の様子見ならノミ小、慣れればノミ大で。
バセドウ病でどうやって眼球突出になるか?:Grave’s Ophthalmopathy: Although recent studies suggest that there are novel mechanisms involved in the development of Graves’ ophthalmopathy, much remains to be learned. The thyrotropin receptor on orbital fibroblasts is likely to be an important autoimmune target in the disease, and early evidence suggests that immunoreactivity directed against IGF-IR may also be involved. (N Engl J Med 2010; 362:726-738)
内側眼瞼靱帯:ピンセットを動かしていると、横に走る線維が残る。輪郭はハッキリしないが、丈夫。
涙嚢:涙嚢窩をピンポイントで。涙腺も同様、涙腺窩に向かって。§87で鼻涙管の全貌を観る。
瞼板:上眼瞼挙筋が付く。
篩骨胞、半月裂孔、鉤状突起:骨学3を思い出したいが、あのときは隠れてよく見えなかった。
眼神経:教科書的(図239)ではない分布を示す場合があった。
課題発表:発表規定は、最初に配布したプリントに。忘れ去られたか。プレゼンターたるは…原稿を読まないほうがよい。ほかに、腕組みしない、ポケットに手をいれない。
15時00分 複数班が終了。