Mall Probe by 村上 · Published 2016年7月5日 · Updated 2021年4月28日 日本の解剖学実習では剖出にピンセットを使うが、米国ではプローブが多く使われる。『グラント解剖学実習』には「プローブ」とだけあり詳細がわからないが、Mallプローブというものだ。 微細な剖出には細いピンセットのほうが向いているが、Mallプローブは構造物を鈍的に結合組織から剥離するのに都合よい。長さ6インチで、ステンレス棒材から削りだし、先端を少し曲げてつくられている。米国では数ドルで売られているが、日本ではみかけない。本学では米国からまとめて購入し、実習生に貸与している。 このページを印刷共有:TwitterLINE印刷メールアドレス 関連