Week2 Day3 肩甲部、胸筋部
開始は8:40。遅刻3名。皮切りに1時間半。
実習前注意
- 個体差を見るためにいろんなご遺体を見ましょう。
- 骨を触る手は綺麗で乾いた手。
- 胸肩峰動脈の枝は無理に追わない。
- 上肢の皮静脈をしっかり観察しよう。特に肘正中皮静脈。
- 乳房は女性のご遺体にしかないので、男性の班は周りの班に見せてもらう。乳房は腋窩まで広がっています。
- 5分前の精神。開始後20分までは遅刻。それ以降は欠席になります。
- 回旋筋腱板の実物を観察しよう。
- 変異→多様性
よくある質問
- この骨格筋はなんですか?:起始と停止を見つけてください。作用によって名前が決まります。
- この神経はなんですか?:支配しているのはどこでしょうか。支配域によって名前が決まります。
- 広頸筋が見つかりません?:鎖骨あたりの皮膚に停止しているので今日はほぼ見つかりません。
- 乳房堤靭帯はどれですか?;脂肪を取り除いた後に残る放射線状に広がる線維です。
- 肋骨烏口膜:(手元の書籍にはなく、ネットによれば)鎖骨胸筋筋膜の別名。小胸筋、鎖骨、前胸壁で囲まれた部位の筋膜。
- 鎖骨下動脈、静脈:みているそれは静脈かも。壁がうすいのが静脈、厚いのが動脈。今日で皮静脈、皮神経の区別、動脈の区別に慣れる。
- 肘窩:静脈を見る範囲ですが、神経、動脈もでている場合があります。名称を押さえておきましょう。正中なんとか。
- なんだかわからない:結合組織をよくほぐしてから、資料を見てから、質問してください。
- 結合組織を取り除く:肩甲上神経・動脈、腋窩神経、後上腕回旋動脈。ちゃんと剖出すること。
- 骨格筋を見ました、作用はしりません:ダメです。
- 動脈を見ました、分岐部だけです、分布先はしりません:ダメです。
- 神経を見ました、分布先はしりません:やっぱりダメです。
- 硬膜上腔と硬膜外腔:おなじ
- 胸骨筋:A1
15:40 4班で終了、相互チェックで。17時のこり18。19:20 残り4。
持ち込み資料の調査結果
- 私物タブレット1台、11班
- 私物タブレット2台、4班
- 追加データ、21班
- プロメテコア、10班
- カラーアトラス、10班
- グレイ、9班
- ネッター、5班
- 手書きノート、2班
- グラントアトラス、1班
- カラーアトラス南江堂、1班
- その他、1班
上記の11項目のうち、「1班あたり平均2.3項目を持ち込んでいる」、「7班で、0-1項目しかない。心配だ。」
現場で、どれだけ活用しているか。持ち込み資料の使いやすさも考えよう。iPadにデータを入れただけで、満足しないで。