Week3 上肢、発生学、試験準備
全日授業が4日間。上肢の解剖と発生学。この週の金曜日までの内容が翌週火曜日の第1回試験で問われる。
週末の詰め込みでは間に合わない。毎日の学習に分散させよう。予習し、実習しながら覚える。他の班もみてまわろう。
9月27日(火)
午前は実習講義と発生学の講義、午後は解剖学実習で腋窩。腕神経叢のスケッチが出題される。主な神経と分岐・吻合のパターンを予習で頭にいれておくよう。
スケッチは教員のチェックを受けてから提出する(一定のスキルへの到達が求められる)。各班とも、左右各1枚、計2枚。(詳細な要求仕様は当日)
乳癌の腋窩リンパ節転移のステージ分類を解剖体にあてはめよう。上腕骨外科頚骨折で何が起こる? 骨幹部骨折では? 乳癌の手術と翼状肩甲骨を結びつけて説明できる?
9月28日(水)
全日実習。前腕の筋。肘から前腕にかけての皮静脈は採血や静注に多用するから、周囲の構造との位置関係をよく見ておこう(特に神経と動脈)。筋を深さと起始と支配神経で順序よく整理。手根管を通るものを確認。
採血・静注に肘正中皮静脈を使ったときのリスクは? 腕神経叢損傷(上位型)の肢位を説明できる? 橋本病で手の力が弱まるのはなぜ?
総合診療医ドクターG 2014年6月13日第7回 患者の訴え「手がしびれる」
9月29日(木)
全日実習。手の解剖。手の運動器は細かく複雑なので、ときどき立ち止まって整理しながら進もう。
正中神経、尺骨神経、腋窩神経、それぞれの麻痺で手に現れる症状は? 解剖学的かぎたばこ入れで触れられるのは?
9月30日(金)
午前だけ実習。上肢の関節。終了前に実習台やカートをよく清拭。実地試験できるようにする。午後は自習。来週の試験前に実習室に入れるのはここまで。
前腕の回旋で肘関節はどうなる? 前腕の骨は?