§6−10 背中と頚

今日の鹿煎
つれづれ
メスは切るもの。削ぐ(そぐ)ものではありません。
料理してますか?食材を切るのは包丁ですが、まな板の上の食材を包丁の刃で集めれば、包丁はすぐに切れなくなります。


FAQ

  • 真皮の厚さ。腹部と背中ではずいぶん違う。
  • 上殿皮神経。腰の脂肪を取り除き、最もくぼんだところ、腸骨稜の端でに出てくる。
  • 背中の浅い層。褥瘡のため観察しづらいことも。また、いろんな姿勢になっているので、イメージする走向とは異なるかも。
  • 棘下筋。実習書の図では省略してあることが多い。
  • 副神経。実習書には3カ所出てくる。§5P19、§7P25、§8P26。そして「P26で剖出するほうがよい」とある。これに素直に従い、胸鎖乳突筋をめくり返してから探したほうがいいのかも。前方から後方から堅い結合組織をガンバッテほじっていると、なんだか分からなくなってくる。
  • 胸鎖乳突筋。起始(鎖骨)の近くで切断し、下層の構造物を大切に。

講義メモ
§6
皮神経は省略
大後頭神経は省略(旧版)
§7
僧帽筋、広背筋の全貌。聴診三角、腰三角
§8
頚神経ワナには個体差。内頚静脈を囲む場合とそうでない場合。舌骨下筋群を支配する枝からたどれば、上根、下根に至る。ただし筋膜を除去していると困難。
[重要] 総頚動脈、内頚静脈、迷走神経。カテーテル。
横隔神経の支配(呼吸)と走向(前斜角筋の前面を斜めに下行する)。
訂正 スライド中の前斜隔筋=>前斜角筋
§9
[重要] 鎖骨下の構造物。カテーテル
腋窩動脈の枝。小胸筋との位置関係。
§10
ストライカーを使用します。注意事項を聞いてから。
椎骨動脈(脳幹へ)は、深いのであとででも。