神経ブロックのための3D解剖学講座

筆者らはMeAV Anatomieの開発者で、神経ブロックのアプローチを詳細な解剖によって根拠づけている。本書はその成果をまとめたもの。麻酔科学専門誌「LiSA」の連載をもとに加筆・再編されている。MeAV Anatomieとともに使うとより理解が深まる。安全な手技の習得に役立つだろう。

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模式図、解剖写真、生体の体表解剖でアプローチを解説

 

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解剖と比較しながらエコーを理解する

 

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大後頭神経の剖出は、『グラント解剖学実習』で履修生が最初に突き当たる難題だ。本書には「上項線レベルで、正中より約2.5cmの点を通過すると言われるが、実際には、後頭動脈の内側を走行すること以外は一定でない」とあり、症例数を積んだ臨床医ならではの視点が示される

 

臨床の専門のそれぞれに解剖学に求める知識が違うのもわかる。外科ではどのような解剖学が求められるか、『イラストレイテッド外科手術 第3版 縮刷版 膜の解剖からみた術式のポイント』も合わせて読みたい。