DICOMビューア

CT、MRIなどの医用画像はDICOMという規格のファイル。それらを見るにはDICOMに対応したソフトが必要。パソコン用で無料で使えるソフトは以下の通り:

  1. Horos(macOS)
  2. RadiAnt 試用ライセンス(Windows)
  3. Onis Free Edition (Windows)
  4. SonicDICOM Media Viewer (Windows)
  5. Athena DICOM Essential / Expert 試用ライセンス (Windows)

推奨はHoros。WindowsならRadiAntだが、機能はHorosに及ばない。

商用ソフトで比較的安価なもの。薬機法の認証取得済のは実際の診療にも使える。

  1. OsiriX MD(macOS)認証済
  2. Synapse Vincent(Windows)認証済

無料アプリ

Horos

かつてオープンソースで無料だったころのOsiriXをもとに改良。フルスペックの2Dと3D。3.0.1より新しいバージョンでは日本語環境で正常に動作しない。対処法はこちら。

RadiAnt

Windows用。2D、3D(MPR / VR)とも基本機能を備えたビューア。無料の試用ライセンスで90日間、機能の制限なしに使える。広告はでない。有料ライセンスは期限なしの99ユーロ。

Onis Free Edition

商用版の無料お試し版。3D機能はMPRだけで、VRはできない(商用版もMPRまで)。最新版はバージョン2.5だが、バージョン2.4のほうが機能制限が少ない(MPRの軸を動かせる)

SonicDICOM Media Viewer

3D機能はMPRだけで、VRはできない。

Athena DICOM Viewer

Windows用。EssentialとExpertがあり、いずれも有料のサブスクリプション。無料でも使えるが、広告が頻繁にでてくる。広告内容が医療にそぐわないのもあり、とても煩わしい。Expertでサブスクリプションを契約すると(月額4,650円)、3Dも使えるようになる。Essentialではサブスクリプションを契約しても(月額1,150円)、3Dはできない。

商用アプリ

OsiriX MD

3D機能が強力。Macのみ。日本では、有限会社ニュートン・グラフィックスが取り扱っている。機能形態学では教員のMacに入っている。薬機法認証済。

Synapse Vincent

3D機能が強力。顔認識AIと同じ技術で区域気管支や肝区域を自動認識するなど、自動化機能が診療をサポート。Windowsのみ。群馬大のAiセンターに入っている。薬機法認証済。

認証について

DICOMビューアを実際の診療に使うには、次の2つの条件が必要。

  • DICOM適合性:DICOM規格を製品がみたしていること。DICOM適合性宣言書をメーカーが呈示している。
  • 「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)による認証を受けていること。