解剖学実習で必要なもの

群馬大学医学部医学科の解剖学実習で各自で用意するもの。

購入はAmazon、群馬大学生協昭和キャンパス店、医療用ウエア取り扱い店(THS-白衣NETシムラリネンサプライなど)で。

実習書、教科書、アトラス

本が汚れがちなので、実習室用に班でシェアして購入することを勧める。実習書・アトラスは指定のものを。古書でもよい。図書館で借りた本を持ち込まないこと

白衣

裾や袖が邪魔にならないよう、シングルで着丈の短い、袖口にゴム・ひものないもの。教員との色分けのため、履修生は白を。授業終了後は汚れて廃棄することになるので、お下がり、再使用、安価なものでよい。

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上履き

誤刺防止のためつま先に孔のあいていない、脱げて転ばないようかかとの固定できるもの。安価な物でよい。つま先に孔がなければ、クロックスタイプのサンダルも可。

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ニトリル手袋

大学生協で医療用の製品が取り扱い予定です。

自分の手に合っている、薄くて伸縮性のよい、低アレルギー性のニトリル製、粉なし。

ラテックス製は、ラテックスアレルギーのおそれがある上、解剖体の油脂でふやけるので不適。ポリエチレン製は伸縮性がなく手にフィットしないので不適

ニトリル手袋には、食品加工用(食品衛生法適合品)、医療用(薬機法適合品)、半導体作業用などあり、厚さや色の違いによりいろいろな製品がある。解剖学実習には医療用である必要はない。

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サージカルマスク

感染防護機能のある、不織布3層のプリーツの入った使い捨てのサージカルマスク。これを顔面に合わせて装着すること。N95マスクまでは不要。

布マスク、ウレタンマスクは非推奨。1層のマスク、マウスシールドは、不可

身体上の理由でサージカルマスクの装着が困難な場合は教員に相談のこと。

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フェイスシールド・保護メガネ

各自1つだけフェイスシールドが支給されます。

組織片の飛散のある手技の時に。

解剖セット・替え刃

授業に合わせた内容のが生協にある。メスの替え刃も。実習初日でさっそく交換することになる。もし家にあったら、外科用の器械から選んでもよい。組織を剥離するのに、ケリー鉗子、メッツェンバウム剪刀などがオススメ。

 

解剖セット:(左から)外科剪刀・両尖・曲、眼科剪刀、メスハンドル No.4、替刃 No.21、ピンセット 小、ピンセット イカ頭、ピンセット 大 無鉤、ケース

解剖セット:(左から)外科剪刀・両尖・曲、眼科剪刀、メスハンドル No.4、替刃 No.21、ピンセット 小、ピンセット イカ頭、ピンセット 大 無鉤、ケース

 

ボックスティッシュ、ペーパータオル

最初の1箱のみ支給されます。以降は班で用意のこと。

汚れを拭き取ったり、器具の水滴を拭ったりするのに使う。

ジップロック ストックバッグ L

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最初の1箱のみ支給されます。以降は班で用意のこと。

貸出のiPadが濡れないようにする。

アレルギー対策

一般には許容濃度未満ながら、実習室にはホルマリンガスがある。防腐にエタノールや塩素化合物も使われる。これらに過敏反応がでることがある。また、手袋の材料に反応して皮膚炎になることもある。これらが疑われたら、教員に相談を。

アイキャッチ画像:Wikipedia