Week3 Day1 骨学上肢、肩甲部、胸筋部

午前

8:40-9:05 骨学講義(上肢)

9:10-11:30 骨学実習(上肢)

9:30に1班目終了、11:00にあと3班

午後

13:00- 解剖学実習開始 1名不在 2名行方不明

13:20 2名行方不明

14:30 皮切り終わり始める。

14:45-15:20 アトラス・実習書の貸し出し

16:30 ほとんどの班が肩甲部、早い3,4班が胸筋部

17:50 3班終了

19:30 残り13班

20:00 あと1班

20:25 全班終了

依藤メモ

*iPadのバッグはロッカールームに!実習室内に持ち込むと汚れるので。

*個体番号の書かれたリストバンドはとって構いませんが、絶対になくさないこと。(ご遺体を包むビニール袋の隅等に置き、保存しておく。)

*本日の実習範囲は「腋窩」の前まで(「胸筋部の筋群」の終わりまで)です。

*前胸部、上肢の皮膚は背部と異なり、薄いのでメスを入れる深さに注意。上肢の皮神経の剖出は時間の関係で1本だけで可。皮静脈は点滴などに利用されることがあるので、きちんと剖出、観察する。

*男性のご遺体では乳腺の観察はおこなわないので、大胸筋の筋膜をはぐときに皮下組織ごと乳頭、乳輪などもとってしまって可。

*P.22 右カラム 棘上筋の作用は肩関節の外転ですが、その初期の15度くらいまでの外転に大きく寄与しています。三角筋が作用し始めるのはその後の外転についてです。

*小円筋は場合によっては棘下筋と癒合していることがあります。

*P.22  15. :肩甲上動脈、肩甲上神経の観察方法は続きの16.以下に記載されているので、それを先に読んでから剖出に入ること。

*P.23 左カラム1行目:棘上筋の切断部位「肩甲骨上角から5cm外側」とありますが、日本人では4-4.5cm程度が適当です。

*P.23左カラム 回旋筋腱板の概念は四十肩、五十肩などの肩のトラブルの理解に大事。成書できちんと調べ理解しておくこと。

*P.23 図2.5の誤り:この図では上腕三頭筋の外側頭の腱が上腕骨頭の方まで続いているが、これは誤り。腋窩神経、後上腕回旋動脈は外科頸に直接接しながら廻る。

*乳房の解剖・観察のところは男性を担当している班は女性担当の班で見せてもらうこと。

*乳腺、脊髄は配布のビニール袋にいれ、ご遺体のそばに置いて保存して下さい。

*P.25 右カラム 1.  2行目(図2.7)→(図2.8)に訂正。

*P.25 右カラム 2. 大胸筋の起始は鎖骨頭、胸肋頭の他に腹直筋鞘(外腹斜筋腱膜)から始まる部分があることに注意。