統計学がきらいだ

統計学がきらいでも、医学のことは嫌いにならないでください。
ということで、きらいな統計学を業務に使えるようになるまでに助けになった本。
Rをはじめよう生命科学のためのRStudio入門
統計学を使うにはアプリを使えるようにならないとだけれど、無料でとなるとRだけだ。統計学だけでも難しいのに、RはGUIがなくてそれ自体難しいのである。RStudioをカマすとGUIでつかえるらしいんだが、難しいものに難しいものを被せてもやっぱり難しい。だれかおしえてほしい…本書はやさしくハンズオンで教えてくれる感じ。レビュー
実験で使うとこだけ生物統計1・2 決定版
生物系の実験となると、一般的な統計学の本のままにはならないことがあって、困る。そんなにNを増やせないよとか、分布がマジねじ曲がってるよとか、片側検定にしたら有意差出るけどダメ?とか、エラーバー付けないとだが偏差だの誤差だのいわれてとか、群が3つも4つもあるとか、変数がいくつもあるとか…本書は、そんな界隈がわかる。レビュー
超入門! すべての医療従事者のためのRStudioではじめる医療統計 第2版
超入門! すべての医療従事者のためのRStudioではじめる医療統計 -サンプルデータでらくらくマスター- ...
医学系の、特に臨床系の研究となると、また特殊な統計手法が使われる。オッズ比とか博打のような用語が多発する。本書は、指導医にやれといわれたことがあるときに、Rでやれるようになる。レビュー
Rグラフィックスクックブック 第2版
Rでグラフを描く関数はggplot一択で、いろいろなグラフが描ける。しかし、描きたいグラフがきまっているときに、それをどうやったら描けるかをみつけるのが難しい。本書はそういう逆引きに使える。それでもわからないときは生成AIに聞く。レビュー
統計学図鑑
統計学には手法がたくさんあって、何が何だかわからない。こまったときに。レビュー
基礎から学ぶ統計学
実用的な統計書で検定をしたりグラフを描くことはできるようになっても、基礎は固まらない。心配になって学ぶなら本書が一択。レビュー
いまのRはTidyverseやRStudioで現代化されているわけだけれども、それ以前からのRの成り立ちも知らないとコードをコピペしてばかりになりがち。クラシックな本書が役立つ。ふつうの統計の入門書だとt検定くらいで終わりがちなところ、多変量解析やノンパラまで網羅。t検定をいきなりウエルチでやれと書いてある本の先駆け。著者のサイト。