WEEK2 Day2 脊柱管・脊髄・肩・胸筋
前説を上肢までざっと。脊柱管の開け方。怪我しないよう。歯状靭帯こわさぬよう。脊柱管内の試問あり。
肩周りの神経と筋注。腕神経叢のスケッチある。腋窩神経をマークしておく。
13時過ぎまでには脊柱管のチェック終わり。
- 脊柱管とは?
- 黄色靭帯
- 脊髄髄膜(硬膜・くも膜・軟膜)
- 脊髄・腰膨大・脊髄円錐・終糸・馬尾
- 歯状靭帯・後根・前根・脊髄神経節
- 後角・前角・側角
- 後根と前根を通る神経の性質・細胞体のある場所
背側は腋窩神経と(ここに4時間くらいかかっていた)橈骨神経を剖出してマーク。腹側は胸筋と胸筋神経。これら神経は腕神経叢の枝なので、来週につなげていく。
女性の解剖体では乳房と乳腺。乳腺は萎縮していることが多い。胸壁との間に間隙のあることは観察できる。男性のご遺体担当の人はいっしょに剖出していくのをみる。
17時過ぎ、ほぼ全班が腹側へ。
剖出の効率がよくない理由を対策していこう。
- 予習不足:おおまかな概念が脳内に描かれてない(オリエンがつかない)。新しく出てきたものを下調べしてない。
- 腋窩神経? → どこからくるのか、何を支配するのか、どこを通ってどこまでいくのか、役割は何か、どういうときにそれが問題になるのか、切れたらどういう症状になるか。
- 剖出のスキル不足
- メスを使った:剖出すべきものも切り取ってしまっているのも知らず、それを剖出しようとして延々さがしていたり。ハサミを使おう。
- 静脈・動脈・神経の区別がつかない:特徴を捉えて単離していく。
- 結合組織の束と神経の区別がつかない:そこに神経はあるのかどうか。
- 実習書をリスペクトしない
- 実習書の手順にないことをやる→グダグダになってわからなくなっていろいろ無駄に:実習書は余計なものをこわさないように綿密に作業が組まれている
- 書いてある通りやる。
終了20時。