WEEK3 Day2 腋窩とその前後の筋
今日の手技上のポイントは何をおいても鈍的剥離。メスを置け、ハサミの刃はがまん。
腋窩とその後縁・前縁をなす筋を剖出していく。
- 腹臥位のまま、肩甲骨周辺の筋を剖出
- 仰臥位にして、胸筋を剖出
- 腋窩を剖出(来週継続)
- この間、神経、血管を剖出し同定していく
筋を剖出する前に、深筋膜がコンパートメントをなしていることを意識する。
浅筋膜の剥離で皮神経を出してみる。
前説
- 2つのIDタグは極力外さず残す
- 腋窩の概念を掴む
- リンパ節は剖出して性状や分布がちゃんとわかるように。がんや炎症の臨床で重要だから。わかったら順次外す
- 動脈・神経の枝の同定は、何を支配するか、そこへ向かうかで。ツナコロッケはともかくとして
- 腕神経叢
- 基本5本、プラス、内外胸筋神経など
- 肩甲骨周りの筋の隙間でいくつかの神経を同定する。腋窩神経には前から引っ張れるように長い糸を結んでおく
- 男性の解剖体担当の班は、乳腺の観察を女性の解剖体担当の班で
スケッチ
- 腕神経叢を模式的に描き、神経を黄色、動脈を赤で彩色
- 同定根拠を記す
- 10月25日までにスケッチを仕上げ、26日午前に試問
グラント解剖学実習の訂正
- p.32 項目7 鎖骨下→肩甲下
進捗
- 午前中でだいたい肩甲骨周りおわり
- 16:30、大胸筋をひるがえすところ〜腋窩鞘でるかでないかのところ。遅れ気味
- 18時以降、キリのいいところで打ち切り終了
- 1830 閉場
筋腹を上手に切るには、裏をまず浮かせてハサミで
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