WEEK3 Day1 脊柱管を開ける

The spinal cord: three figures
The spinal cord: three figures. Line engraving by A. Bell after A. Haller, 1798. Wellcome Collection. Public Domain Mark. Source: Wellcome Collection.

今日は午後から実習。前説に続いてブリーフィングをする。

作業のポイント

  • 脊柱後方の軟部組織を十分に取り除く。残っていると鋸の刃に絡まって作業が遅延する
  • 切れ目の幅。CTが役立つ
  • 骨片が飛ぶのでフェイスシールド推奨
  • 歯状靱帯をまずみつける。すぐ壊れるのでそっと
  • 怪我注意
  • ゴミの分別

みるべきポイント

  • 髄膜と腔のようすをよくみる。硬膜上腔にはなにが? くも膜下腔にはなにが?
  • 脊髄下端の位置と馬尾。ヤコビ線と腰椎の番号を確認して脊髄と比べる
  • 馬尾と終糸
  • 前根と後根、後根神経節

CTで脊柱管の幅を測ってみた (HorosでCarcinomixを測った)

  • T4で1センチ強
  • T12で2センチ
  • L5で2センチ

進捗

  • 幅が広すぎなのが数班
  • 14時半 3割くらいで椎弓が外れ始める
  • 15:30 一班終了
  • 16:20 16班終了
  • 17時 明日の分をやっている班がいくつか
  • 17:30 閉場

今日の剖出チェックなし

  • 各班でチェックしてください。ブリーフィング忘れずに。脊髄を取り出して断面を見てもOK
  • チェックポイント:前根・後根・後根神経節・歯状靭帯・脊髄の髄膜・硬膜上腔・くも膜下腔・馬尾・終糸・後縦靭帯・黄色靭帯・棘間靭帯・他みえたもの全部(試験にでるかもしれない)