WEEK3 Day1 脊柱管を開ける
今日は午後から実習。前説に続いてブリーフィングをする。
作業のポイント
- 脊柱後方の軟部組織を十分に取り除く。残っていると鋸の刃に絡まって作業が遅延する
- 切れ目の幅。CTが役立つ
- 骨片が飛ぶのでフェイスシールド推奨
- 歯状靱帯をまずみつける。すぐ壊れるのでそっと
- 怪我注意
- ゴミの分別
みるべきポイント
- 髄膜と腔のようすをよくみる。硬膜上腔にはなにが? くも膜下腔にはなにが?
- 脊髄下端の位置と馬尾。ヤコビ線と腰椎の番号を確認して脊髄と比べる
- 馬尾と終糸
- 前根と後根、後根神経節
CTで脊柱管の幅を測ってみた (HorosでCarcinomixを測った)
- T4で1センチ強
- T12で2センチ
- L5で2センチ
進捗
- 幅が広すぎなのが数班
- 14時半 3割くらいで椎弓が外れ始める
- 15:30 一班終了
- 16:20 16班終了
- 17時 明日の分をやっている班がいくつか
- 17:30 閉場
今日の剖出チェックなし
- 各班でチェックしてください。ブリーフィング忘れずに。脊髄を取り出して断面を見てもOK
- チェックポイント:前根・後根・後根神経節・歯状靭帯・脊髄の髄膜・硬膜上腔・くも膜下腔・馬尾・終糸・後縦靭帯・黄色靭帯・棘間靭帯・他みえたもの全部(試験にでるかもしれない)