ソボッタ解剖学アトラス

ソボッタ解剖学アトラス 原書24版 第1巻 全身解剖・筋骨格系 —電子書籍付

ソボッタ解剖学アトラス 原書24版 第1巻 全身解剖・筋骨格系 —電子書籍付

Friedrich Paulsen, Jens Waschke
9,350円(02/28 08:22時点)
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『ソボッタ解剖学アトラス』の原著最新版の日本語版。3分冊で大きなボリュームだが、電子書籍付きなのでiPadで使えるはず(ここで紹介しているのは図書館の蔵書なので、電子書籍のほうは確認してないが)。

タイトルに名を残しているJohannes Sobotta博士(1869–1945)は、ドイツの解剖学者。このアトラスの初版は1904~7年に出版された。オリジナルのイラストレーターは、Karl HajekやErich Lepierらで、リアリスティックな解剖図を多く制作した。イラストレーターは『ペルンコプフ』とも共通するようだ。

  • Czech, H. et al. The Medical University of Vienna and the legacy of Pernkopf’s anatomical atlas: Elsevier’s donation of the original drawings to the Josephinum. Ann Anat – Anatomischer Anzeiger 237, 151693 (2021).

Sobotta博士は亡くなった年まで改訂に関わったらしい。後に改訂された第18版で2巻になり、23版で3巻になった。2003年からエルゼビア社が権利を持っている。

かつてのイラストは全面的にレタッチされ、解像感が増して現代的になっている。CGで作成されたイラストも加えられている。また、医用画像が加わり、系統的な断面図もある。

同程度のボリュームの『プロメテウス解剖学アトラス』3巻に比較すると、『ソボッタ』のほうが局所解剖学的だ。しかし、構成自体が局所解剖学ではなくて、例えば腹部の解剖を参照するには第1巻で体壁や腹膜を、第2巻で臓器をと、巻をまたがなければならないという面倒がある。

図には名称だけでなく簡単な説明文もある。余白がおおきくとられていてストレスなくみられるが、図をもっとおおきくレイアウトしてほしかったとは思う。そのほうが、素晴らしい図を活かせるのではないか。携行時にはこの余白分の重さも持たなければならない。iPadセントリックなレイアウトになるとよいが。

 

第1巻から

 

第1巻から

 

第2巻から

 

第2巻から

 

第3巻から

 

第3巻から