WEEK8 Day1 小テスト・後腹膜臓器・後腹壁・横隔膜

スケジュール変更

  • 木曜日午前にあった横隔膜の解剖を水曜日に前倒し
  • 木曜日は午前から骨盤部の解剖と、胸腹部の復習

比べよう

  • 他の班と比べよう。個人差、加齢、変異、病変などにより、様々。こなした数が力になる

後腹膜

  • 後腹膜をレビューする
    • もともと後腹膜にあるもの
    • 後腹膜に癒着したもの
    • 間膜の後腹壁へ付着部
    • たまりがちなところ
  • レジデントのための腹部画像教室』:液体貯留のところが立ち読みできる

腸腰筋と腰神経叢

  • 腸腰筋からでる腰神経叢の枝を同定。目標は全部。同定は行き先が何かで。
    • 必ず! 大腿神経、閉鎖神経、腰仙骨神経幹、陰部大腿神経、外側大腿皮神経
    • 陰部大腿神経は大腰筋の表面を走る。近くに尿管、精巣・卵巣動静脈も走っていて交差する。
  • 同定のうまくいった側を選び、ハサミや手を使って大腰筋の筋束を鈍的にむしり取っていく。
    • 大腰筋の表面の尿管、神経、中を通る神経を傷つけないよう
    • 神経を先に同定しておくこと。筋をほぐしながらみつけようとするのはムリ
    • ビデオで一部メスを使っているが、これをやれるのは先読みできる人だけ≠you

交感神経幹

  • 腹腔神経節はマスト
  • 大内臓神経はマスト、小内臓神経もがんばれ
  • 白交通枝、灰白交通枝を一か所くらいはみつけよう。特に長いのがある
  • 教科書でthoracolumbar outflowを復習する
    • 節後線維の細胞体はどこか?
    • 各臓器の髄節はどれか
    • 関連痛と関係づける
    • 「内臓神経」と名の付く神経をまとめよう

横隔膜

  • 横隔膜を通過するもの、通過する孔、その脊椎レベルを覚える
    • マストは、大静脈孔(T8)、食道裂孔(T10)、大動脈裂孔(T12)
    • 各弓状靱帯の後ろを通るのは?
    • 交感神経幹は? 胸管は? 奇静脈は?
  • 大内臓神経、小内臓神経
    • 脊髄レベルは?
  • 横隔膜の神経支配
    • 横隔神経の脊髄レベル?
    • 痛覚線維の脊髄レベル?
    • 横隔膜の刺激症状はどこに放散する?

横断標本

  • CTと同じ向きに並べてある
  • 断面に現れているものを同定しよう。主な臓器、筋、血管など
    • 神経はCTでもMRIでも描出できないので、同定してみよう

進捗

  • 13時から小テスト
    • 一つ問題訂正あり、それだけもう一度
  • 実習室に移動
  • 小テストの問題解説
    • マゼンタ色の矢印はスクリーン上では見難い。緑、白、黄を代わりに
    • スクリーン上の文字が見にくくて開始後に前の席に移動した人が8人くらい。問題見本を予め表示させると良いかもしれない
  • 前説
  • 13:50、実習開始
  • 14:30、多くの班が腰神経叢へ
  • 15時、剖出不足のため指導、2班、実習継続へ
    • 大腿神経、閉鎖神経、腰仙骨神経幹の髄節を実物で示しながら説明
    • 陰部大腿神経の陰部枝の経路
    • 外側大腿皮神経の経路
    • 腹腔神経節、大内臓神経
    • 横隔膜の主な孔
  • 16時、最初に目標達成した班、チェックして終了へ
  • 16:07、トライするも不合格、リトライへ…
  • 17:30、チェックのこり7
  • 17:55、最後のチェック終了