2021年度の評価項目と成績

Gotthardt Kuehl. 1886. In the Classroom (part). Oil on wood. Kunsthalle, Bremen, Germany.
試験実施日 試験名 満点 配点 平均 SD 最高 受験者 不合格
2021.10.27 W-10/27 10 1 0.802 0.161 1 118 9
2021.10.28 課題-腕神経叢試問 5 2 1 0 1 118 0
2021.11.10 1-筆記-岩崎 100 20 0.724 0.102 0.91 119 11
2021.11.10 1-英単語 20 2 0.893 0.172 1 119 7
2021.11.11 課題-冠動脈スケッチ 5 2 1 0 1 118 0
2021.11.17 W-11/17 10 1 0.680 0.136 1 118 18
2021.12.01 W-12/1 15 1 0.808 0.140 1 118 7
2021.12.08 2-筆記-村上 50 16 0.615 0.096 0.82 119 48
2021.12.08 2-筆記(一問一答)-村上 10 4 0.73 0.182 1 119 18
2021.12.08 2-英単語 20 2 0.941 0.127 1 119 4
2021.12.09 CT課題 10 2 0.597 0.202 1 118 47
2022.02.10 3-筆記-一ノ瀬 100 13 0.756 0.112 1 117 12
2022.02.10 3-筆記-多鹿 100 21 0.724 0.145 1 117 14
2022.02.10 3-筆記-松崎 22 11 0.667 0.171 1 117 39
2022.02.10 3-英単語 20 2 0.797 0.258 1 117 17
本追試素点 0.717 0.105 0.899 119

 

  • 各項目の成績は得点率(得点/満点)で算出している。Σ (配点 × 得点率)  / Σ 実施済配点

 

11月10日現在

 

12月21日現在

 

2月22日現在

講評

例年、試験の回数を重ねるごとに、成績分布が5ポイントないしそれ以上低下(レッドシフト)する。

今回は最初の中間試験から例年よりピークが5ポイント低い。2回目でやはり5ポイント低下した。成績中位〜上位者が軒並みレッドシフトした。境界領域では踏みとどまりがみられた。3回目での成績低下は1ポイント未満と少なかったが、ピークが分散された。

ランキング

解剖班別の成績では、A3班がトップになった。

平均
A3 0.825
E3 0.808
D1 0.8
E2 0.79
B3 0.789

男女差、一般・編入の差はみられなかった。かつては編入生は有意に一般生を上回っていたが、近年は差がないか、やや低い成績を示す。人生の先達としての矜持を結果で示してほしい。前橋高校と高崎高校との「定期戦」は高崎高校が制した。

属性 平均
0.720
0.714
一般 0.718
編入 0.716
前橋高校 0.71
高崎高校 0.724

総評

今年度は水道水の汚染事故、関係者のCOVID-19感染や濃厚接触者の発生、悪天候による交通不安と、トラブルが重なったために、昨年に増して苦労が多かった。実習や試験の機会を逸した履修生も少なからずあった。加えて新カリキュラムへの移行があり、スケジュール上タイトになり、学習時間を十分に取れないこともあった。一般に、カリキュラム変更自体には成績を低下させる効果がある。今年度の成績が例年に比較して芳しくなかったのは、こうした影響を鑑みられるだろう。それでも多くの履修生が合格圏内にとどまったのはよかった。