2018年度評価項目の配点と成績

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配点と成績

個々の項目の成績は得点率(得点/満点)を示し、いずれも素点。

評価項目の配点と成績
出題日 試験名・課題名 配点 平均 SD 最高 <0.6
10月2日(火) 1-筆記-多鹿 (総論) 3 0.90 0.16 1 8
10月2日(火) 1-筆記-村上 (実習・発生) 10 0.77 0.10 0.94 7
10月2日(火) 1-英単語 2 0.82 0.18 1 16
10月2日(火) 1-実地 10 0.74 012 0.94 21
第1回試験小計 25 0.78 0.11 0.92 12
11月6日(火) 2-筆記-村上・上野 (実習・発生) 11 0.69 0.15 0.96 29
11月6日(火) 2-筆記-多鹿 (実習) 6 0.79 0.16 1 17
11月6日(火) 2-英単語 2 0.88 0.17 1 8
11月6日(火) 2-実地 12 0.67 0.15 0.94 36
第2回試験小計 31 0.71 0.15 0.95 27
12月4日(火) 3-筆記-多鹿 (実習) 8 0.59 0.18 0.95 67
12月4日(火) 3-筆記-松崎 (実習) 5 0.50 .21 1 90
12月4日(火) 3-英単語 2 0.88 0.18 1 9
12月4日(火) 3-実地 13 0.50 0.15 0.85 100
第3回試験小計 28 0.55 0.15 0.89 90
9月12日(水) 小テスト 2 0.93 0.11 1 4
9月25日(火) 課題-腕神経叢スケッチ 3 0.96 0.08 1 0
10月4日(木) 課題-胸腹部CT 8 0.75 0.14 1 20
10月9日(火) 課題-冠動脈スケッチ 3 0.98 0.07 1 0
小テスト・課題小計 16 0.85 0.08 1 0
出席率 0.98 0.05 1
素点総計 100 0.71 0.10 0.93 15
総合成績(100点満点) 72.3 9.7 93 8

第1回試験までの素点分布

第2回試験まで(全課題を含む)の得点分布

第3回試験までの得点分布

ランキング

特に記載がなければ、四捨五入をする前の総合成績(素点+出席補正)による集計

解剖班別ランキング
平均
D2 87.6
A6 85.7
F2 84.1
F1 80.6

 

所属クラブ別ランキング(4名以上)
クラブ 平均 人数
Flow Orchestra 80.4 6
合気道 77.9 6
バレー 75.4 5

 

出身高校別ランキング(4名以上)
出身高校 平均 人数
東京学芸大学附 83.5 4
豊島岡女子学園 74.5 5
県立前橋 70.9 7
高崎 69.3 10

 

属性別平均(初回履修生)(素点)
属性 平均 SD p
0.696 0.091 0.026
0.735 0.098
高校新卒入学 0.719 0.078 0.136
浪人 0.694 0.086
一般入学 0.703 0.089 0.034
2年次編入学 0.776 0.114

 

受験順別平均(初回履修生)(素点)
属性 平均 SD p
第1回実地が先 0.780 0.108 0.743
第1回筆記が先 0.773 0.106
第2回実地が先 0.728 0.113 0.655
第2回筆記が先 0.719 0.131
第3回実地が先 0.541 0.129 0.143
第3回筆記が先 0.579 0.154

*多重検定の補正はしていません

講評

第2回試験までは成績は好調に推移していたが、第3回試験で成績の激減する者が多数を占めた。その場合、下肢と頭頸部の知識が不十分なままとなるので、残念だった。臨床の授業で無知を思い知らされることのないよう、心掛けて続けて学んだらいいと思われる。第2回試験までは、性別、浪人・新卒、一般入学・編入学、筆記・実地の受験順による成績の有意差はなかった。第3回試験になると、性別、一般入学・編入学に有意差が現れた。第3回試験で「手を抜いた」ポピュレーションの差によると推測される。ただし、多重検定による再検討を要する。

2018/10/15

第1回試験までの成績は、数字上は概ね順調といえる。しかし例年の推移を勘案すると、今後成績の低下(マイナス5%くらいは)が予測される。これは、好成績をとりやすい総論や課題の分が相対的に低下することと、第2回試験以降は学習負担が増えることによる。

第1回試験の実地試験では、履修生自身が問題の草案をつくり、事前にすべての草案を相互に学ぶ機会が設けられた。例年より好成績が期待されたが(2017年度は0.66、2016年度は0.70)、大きくは改善されなかった。今回の実地試験の成績が芳しくなかったら、実習への取り組み方を再考しよう。予習をしているか、その内容はどうか、学習を先送りせずに実習中に済ませているか。草案の「答え」を暗記するというような、アホなことをしなかったか。

2018/11/14

第2回と第1回の差が−0.2以下と、成績の低下の目立ったひとが10名近くいた。気を緩めないよう。

文字を丁寧に、正しく読まれるように。     

第2回も実地試験の草案を履修生自身が作成したが、成績は過去2年を下回った(2017年度0.63、2016年度0.69)。予習し、学ぶべきことは実習中に済ます。粛々と怠らず。

仮説:試験を難しくすると成績は下がるが、易しくすれば成績が上がるわけではない。

2018/12/7

第3回と第1回の差の平均が-0.19、-0.3以下の者が25名、うち-0.4以下の者が7名と、第3回試験の成績は脱力が明らかだった。来年度以降の評価方法の再考が求められた。

CT課題の評価

10点を満点とし、減点法で採点。教員2名が採点し調整。

  • 画像(-0.5/-1)CTのウインドウが目的に合っているか、トリミングは適切か、など
  • ラベル(-0.5/-1)着目点や目安となる構造にラベルが入っているか、向きの表示はあるか、など
  • キャプション(-0.5/-1)図の説明が必要十分か、ラベルの全てが説明されているか、など
  • 対応(-0.5/-1)CTとスケッチとを対応付けできるか(ラベル、キャプションに不備があると自ずと対応付けもできなくなります)
  • 調整(-0.5/-1/-2)課題の要求に応えていないなど、上記以外の不備に対して程度に応じて減点

成績の取り扱いについて

配点は変更されることがある。

成績は随時メールで個別に通知される。

総合成績は、素点を出席率に基づいて補正し、100点満点に換算して小数点以下を四捨五入したもの。出席と四捨五入とを合わせて、最大3点強の加算になる。この総合成績が成績判定会議に諮られる。60点未満は不合格となり、他の科目の成績とも合わせて勘案されて再試験受験資格の有無が判定される。再試験受験資格が認められれば再試験を受験し、max(総合成績, min(再試験の成績, 60点)) が解剖学の成績になり、それにより最終の合否が決まる。再試験受験資格が認められない場合は、そのまま不合格となる。再試験は1回以下。

再試験に関する問合せは学務へ。

出席補正

組織学(分担)

組織学の成績
出題日 試験名・課題名 満点 平均 SD 最高 <0.6
10月23日(火) 皮膚(村上) 10 5.18 2.52 10 67

更新履歴

  • 12/27 採点クレーム〆切、学務提出の最終成績決定
  • 12/26 採点訂正
  • 12/20 最終成績
  • 12/11 統計対象外を考慮しデータ修正
  • 12/6 第3回試験
  • 11/16 採点訂正
  • 11/8-14 第2回試験
  • 10/23 組織学(皮膚)
  • 10/18-19 採点訂正
  • 10/9-15 第1回試験の結果
  • 9/10 最初の投稿