医学教育出版社 画像データ集
医学教育出版社の書籍4点に準拠した画像データ集(価格はいずれも税別)。『PT・OTのための…』を除く3点を購入した。
- 『解剖トレーニングノート(第6版)』掲載のイラストデータ 定価30,000円/特別価格10,000円
- 『画像診断コンパクトナビ(第4版)』掲載の放射線画像データ(症例画像) 定価50,000円/特別価格18,000円
- 『画像解剖コンパクトナビ(第1版)』掲載の放射線画像データ(正常像) 定価50,000円/特別価格18,000円
- 『PT・OTのための画像診断マニュアル(第1版)』掲載の放射線画像データ 定価50,000円/特別価格18,000円
「特別価格」は、対応する書籍を教科書採用した教員に適用される(いずれかを採用すれば他にも適用)。「教科書採用」とは1科目で20冊以上の販売実績があること。昨年度の解剖学履修生の『画像解剖コンパクトナビ』利用者がこれを満たしていたので、特別価格になった。
画像数と総容量は下の通り。
- 『解剖トレーニングノート』288点(各3種類)、409MB
- 『画像診断コンパクトナビ』799点、223MB
- 『画像解剖コンパクトナビ』428点、131MB
メディアはDVD-R。DVD-Rでは数年でデータ棄損することがある(高信頼・高セキュリティ光ディスク 媒体の活用システム開発に関する フィージビリティスタディ:財団法人デジタルコンテンツ協会)。購入したらすぐにバックアップが必要。高額なので、きちんとプレスしたディスクにしてほしいものだ。
画像のフォーマットはいずれもJPEG。多くの画像は縦横1000〜2000ピクセルで、スライドには十分だが、とりたてて精細ではない。放射線画像の方が『解剖トレーニングノート』より少し大きめ。CT画像自体縦横512〜1024ピクセルなので、十分ではある。『解剖トレーニングノート』の画像には、名称入り、名称が空欄、イラストだけ、の3種類が用意されている。
教員用に医学書の画像データを用意したのは、国内の出版社としては稀だ。しかし、海外では一般的で、無料のことが多い。教科書指定を問わない出版社もある。そもそも、書籍に電子版を付属させていることが少なくない。
evolve:エルゼビア社の電子コンテンツサービス。無料。学生用と教員用のサービスがあり、教員として登録すると色々な教科書の電子コンテンツ(画像データ、試験問題、E-ラーニングのコンテンツなど)にアクセスできる。教科書ごとに利用申請が必要だが、教科書指定は不要。旧版のコンテンツには高解像の画像があったが、現在の版のは解像度が下げられている。
thePoint:リッピンコット・ウィリアムズ・アンド・ウィルキンス社の電子コンテンツサービス。無料。学生用、教員用、教育機関代表者用のサービスがある。教員用のアカウントで登録し、教科書を授業で指定すると、その教科書の電子コンテンツ(全文、画像データ、試験問題など)にアクセスできる。
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