エコーの撮り方完全マスター
エコーの撮り方のガイド。正常解剖と疾患との2編にわかれている。図の各々にエコー像、模式図、プローブの向きが示され、自分でエコーを練習するときに操作がわかりやすい。掲載されている断層像はいずれも鮮鋭で、自分の技術の目安になる。
臨床検査技師を目指す人のための参考書だが、ポリクリ中の医学生や研修医にも役立つだろう。特定の器官系だけのエコーの参考書は多いが、本書はエコーの適応のある部分はおよそ網羅している。
他の医用画像のモダリティーに比較して、エコーは装置が安価で、被爆など被験者の侵襲が少ないので、カジュアルに使える。穿刺や挿管など、他の臨床手技のガイドとしても利用される。習得してキャリアアップに役立てよう。
なお、心臓の章は群馬県立心臓血管センターの心エコー図専門検査技師の方が書かれている。群馬大生は会うことがあるかもしれない。
解剖と正常像がわかる! エコーの撮り方 完全マスター
本書では正常画像が示される。章により代表的な疾患の異常画像も少しある。
疾患と異常像がわかる! エコーの撮り方 完全マスター
本書では、エコーが適応になる代表的な疾患の画像が示される。CBTや医師国家試験にもよく出題されるものもあるから、試験対策にも使えそうだ。
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