DAY 33 WEEK 10 後頸三角、前頸三角、特別講義

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8:40- 体幹の切り離し説明、実習開始

8:50 8名不在

13:00- 午後の実習開始

15:10くらいまでに実習を終わらせて基礎大講堂へ。15:30から神戸大学 杉本先生の特別講義。

広頸筋:表情筋、頸部にある薄い筋膜。顔面神経の頸枝支配。

頸神経叢の枝:鎖骨上神経、頸横神経、大耳介神経、小後頭神経。胸鎖乳突筋の後部から浅層に出てくる皮神経。

甲状腺錐体葉:舌骨下筋群と間違えないように。

頸神経ワナ:舌骨下筋群を支配。これらの筋から神経を手繰れば見つかる。

 

今日の注意事項

広頚筋は紙のように薄いので皮膚をはぐときに注意。皮膚の下層の浅頚筋膜中に茶褐色の縦に走るものがあれば、それが広頚筋。

*実習書の誤植:1) P.169右カラム3行目「後頭窩」は「後頭顆」に訂正。
2) P.173 右カラム 9.の最下行「甲状腺の狭部」は「甲状腺の峡部」に訂正。

*実習を始めるときは班員がそろってから、ブリーフィングでその日におこなうことをまとめ(そのためには遅刻しないこと)、共通認識にしてから開始すること。終了時にもその日行ったことを班員全員でまとめ終了する。

*本日は15:30から神戸大学 杉本先生の医療現場におけるコンピュータの利用に関する特別講義があります。実習は15:00頃に切り上げ、基礎大講堂に移動して下さい。

*本日は特に湿度が低い上に、実習室には暖房が入っていて、ご遺体が乾燥しやすくなっています。乾燥すると神経、血管、結合組織の区別がつかなくなるので、頻繁に加湿するようにして下さい。