DAY 21 WEEK 6 腹壁、腹膜と腹膜腔、腹腔動脈、胃、脾臓、胆嚢、肝臓

8:45-9:55 実習講義(依藤)

10:05 実習開始

午前は深鼠径輪あたりまで

13:00-13:20 肝区域の解剖説明

13:20- 実習開始

注意事項

・ご遺体の記録(臓器の重さ、病変など)を取ろう。

・精索と子宮円索の違いをみよう。

モニタのメモ(実習書訂正多数)

*本日は13時から肝区域の解剖方法のビデオを見せます。食事を済ませて13時に実習室に集合して下さい。

*訂正:P72 図4.4「腹横筋膜」は「横筋筋膜」に訂正のこと。(旧版ではP76本文にも数カ所あり。)

*訂正:P73右カラム「臨床との関連」本文1~2行目「外側胸動脈lateral thoracic vein」→「胸腹壁静脈thoraco-epigastric veins」。外側胸静脈は皮静脈ではなく、深部の静脈。

*訂正:p73右カラム解剖の要点本文10,11行目浅(外側)鼡径輪→浅(外)鼡径輪、深(内側)鼡径輪→深(内)鼡径輪。位置的には浅鼠径輪が内側に、深鼠径輪が外側にある。external,internalの訳語は「外」「内」で外側、内側ではない。

*追加:P74右カラム本文10. 3~4行目「血管や神経は」→「下肢にいく血管や神経は」

*注意:p76右カラム腹横筋2.・・・具体的作業内容は3.,4.に記載されている。

*注意:p76右カラム6. 4行目「抵抗減弱部は浅鼠径輪のすぐ後方にある」とあるが、ここが「直接鼡径ヘルニア」の発生部位となる(「臨床との関連」参照)。

*訂正:P78左カラム「中心腺」→「中心線」

*訂正:P78左カラム5. 5行目「腱画を切り」→「腱画と腹直筋鞘との間を切り」

*補足:P78左カラム図4.15:腹直筋鞘の外側端で癒合した3つの側腹筋群の腱膜は弓状線より上では2手に分かれ、腹直筋を前後から包むが、弓状線より下ではすべてが前面に廻り、腹直筋の後面は横筋筋膜と腹膜のみで裏打ちされる。

*注意:P82 小腹膜嚢(小嚢)は網嚢で覚えて下さい。

* P84 網嚢孔に差し込む紙片はB-1の解剖台上に用意してあります。

*注意:P85 門脈の語は一般用語としての「門脈」と肝門脈を指すことがあるので、注意。

*肝臓をほぐして、肝区域を調べるのは病変のない肝臓についてのみ実施。CT所見に病変の記載のあるものについてはスライスを作り病変との対応を調べること(レポートの題材として記載可。)