Day 8 Week 3 肩甲部、胸筋部

午前は実習講義(依藤)及び発生学講義(総論、四肢)(村上)

午後は解剖実習(依藤)

  • 13:00 実習開始
  • 15:00 皮神経おおむね終了
  • 16:00  肩甲上神経・動脈見つかり始める。
  • 17:55 1班目終了
  • 19:15 13班(半分)終了
  • 20:20 終了

作業に関するFAQ

Q. 前腕が回内していて実習書通り切開できません。
A. 表皮の切開はやりやすいところで。

その他の進捗

  • iPad予備機を当選した班に配布。
  • 現在までの成績(出席を含む)をメールで通知。
  • PANDORAの全学認証が復旧、現履修生については全学認証アカウントでアクセスできる

依藤メモ

*本日の実習範囲は腋窩の前までです。

*前胸部、上肢の皮膚は背部と異なり、薄いのでメスを入れる深さに注意。上肢の皮神経の剖出は時間の関係で1本だけで可。

*男性のご遺体では乳腺の観察はおこなわないので、大胸筋の筋膜をはぐときに皮下組織ごと乳頭、乳輪などもとってしまって可。

*P.22 右カラム 棘上筋の作用は肩関節の外転ですが、その初期の15度くらいまでの外転に大きく寄与しています。三角筋が作用し始めるのはその後の外転についてです。

*小円筋は場合によっては棘下筋と癒合していることがあります。

*P.22  15. :肩甲上動脈、肩甲上神経の観察方法は続きの16.以下に記載されているので、それを先に読んでから剖出に入ること。

*P.23 左カラム1行目:棘上筋の切断部位「肩甲骨上角から5cm外側」とありますが、日本人では4-4.5cm程度が適当です。

*P.23左カラム 回旋筋腱板の概念は四十肩、五十肩などの肩のトラブルの理解に大事。成書できちんと調べ理解しておくこと。

*P.23 図2.5の誤り:この図では上腕三頭筋の外側頭の腱が上腕骨頭の方まで続いているが、これは誤り。腋窩神経、後上腕回旋動脈は外科頸に直接接しながら廻る。

*乳房の解剖・観察のところは男性を担当している班は女性担当の班で見せてもらうこと。

*乳腺、脊髄は配布のビニール袋にいれ、ご遺体のそばに置いて保存して下さい。

*P.25 右カラム 1.  2行目(図2.7)→(図2.8)に訂正。

*P.25 右カラム 2. 大胸筋の起始は鎖骨頭、胸肋頭の他に腹直筋鞘(外腹斜筋腱膜)から始まる部分があることに注意。

*必修英単語-3 誤りの訂正:単語の2行目筋皮神経の英語はmusculocutaneous nerveです。cutaneousのaとtの順が逆でした。