上腕と肘窩、前腕屈筋

午前 上腕と肘窩(腋窩のつづきも)
8:40-50 発表、質疑応答、ブリーフィングのススメ。
10:30 スケッチ提出32枚(66枚中)。4名体制これまで。
12:00 52枚。他はただ未提出なだけのようだ。
午後 上腕、前腕屈筋
13:00 おしらせ 試験の言語は、日本語、英語。指定あり。(かつての加点制度は、現在廃止しています。)
終了。14:50、ピーク16:00-17:30、最終:19:00。その後、復習時間、20:00まで。


ありのまま:が真実です。個体差、変異、破格…。
筋の起始部、停止部:ピンポイントばかりではありません。広い面や複数箇所などいろいろです。上腕筋、尺側手根屈筋、浅指屈筋…。
上腕筋膜、前腕筋膜:上腕、前腕の筋全体をつつむ筋膜(グレイでは、単に深筋膜となっている)。手根では、肥厚し屈筋支帯、伸筋支帯をつくっている。
腕橈骨筋:場所、神経、作用。体表より確認できましたか?
図譜(アトラス):前腕の図、グラントには全くありません。全班で本やiPadで図譜を準備しています。でも、お飾りではなく、「よく活用し、見慣れた図譜」になっていることを期待します。
尺側手根屈筋:グレイ738ページ。二頭な様子、神経の配置。
橈骨動脈:ほとんど腋窩から分岐する例があった。The origin is, in nearly one case in eight, higher than usual (Gray’s Anatomy 29th Am ed). 3%で高位分岐(グラント解剖学実習 36ページ)。
前腕の動脈:反回や側副は、よく探してくれているけど、難しい班もあるようす。「きっちりわかった・たぶんコレ・わからない」いろいろ。プロメテ3部作348頁に、反回や側副の全貌。
腕橈骨筋の下層?:主に明日、伸筋領域で。プロメテウスコアアトラス288,295ページなど。
略語:椎骨や脊髄神経は英語頭文字と数字で表現します。頚神経なら、第1頚神経は、C1、1st cervical nerveです。第8頚神経はC8です。胸神経はT1-T12またはTh1-Th12、thoracic nerve。腰神経はL1-L5, lumbar nerve。仙骨神経はS1-S5、sacral nerve。
神経叢:複数の脊髄神経が吻合し、神経叢をつくる。吻合がなければ簡単だけど、そんなことはない。例えば、正中神経、元をたどれば、C5-8,T1。
前腕の区分:前面と後面、屈筋群と伸筋群(グレイ、グラント)。腕橈骨筋は伸筋群だけど屈筋。そのように区分けした理由は?神経の区分? プロメテウスは屈筋、橈側の筋、伸筋で項目分けしている。