試験+実習
5月19日
第2回試験 胸部、腹部、下肢、画像。
§56-58 下肢の筋。
受験環境をよくしようと、カイゼンにつとめています。グループ分け方法や、解答用紙を見直しました。いかがでしたでしょうか?最初の着席時は面倒でしたが、その後、早く開始でき、順調にすすんだと思います。以下にトラブルメモ。
- 試験中にベルがとまった。原因は、ウィンドウズアップデートでした。自動でアップし、自動で再起動がかかってしまった。
現地対策
手元の時計で、まず75秒以上を確保。つぎからは、手元で75秒、PCの復帰をまつ。音色こそ変わったが(ベル複数から、ベル単回に。設定し忘れ。)、解答時間は確保でき、試験は続行できた。
今後の対策
試験中、ネットワークは切断しておく。試験前にアップデートをすませておく。
- 文具の予備、不測の事態にそなえる。
- 解答開始欄は、各自異なります。解答番号に丸印をつけたので、確かめてください。
- バインダーがイスになかった。準備ミス。
§56-58 下肢の筋
FAQ
- 大殿筋? 腹の全貌をみる、起始、停止。筋腹を指でうかせ、ピンセット等を挿入し、メスで切断。おっと気づけば仙骨…なんてことがないように、外側で、外側で。中殿筋のことが心配なら、図譜などでその形を確認、筋線維の走向をみよう。
- 半膜様筋、半腱様筋?ネッターには、特徴的な腱が描かれていない。解剖学カラーアトラス431と432ページなどを参考に。
- ヒラメ筋? 起始停止が複雑。筋繊維の走向が複雑。
- 梨状筋、双子筋? 梨状筋を同定する。梨状筋と坐骨神経との位置関係には、個体差がある(梨状筋をつらぬく例があった)。梨状筋は大切に、基準として便利だから。このあたりの筋は筋束がゆるく、壊れやすい。梨状筋の切断は、§71でおこなう。起始停止を確認、ついでに予習として、内・外閉鎖筋の走向を調べよう。
- 膝窩筋? 膝窩を、指でなでてみる、深いところで、筋の感触あり。起始停止をイメージし、筋繊維の走向を確認。
- 前・後脛骨動脈?骨間膜をまたいで分かれる。骨間膜の端は、どのあたりか?
講義メモ
下肢の役割は、「支える」、「運動」。下肢の動き(筋と神経)を説明できるか?
作業の対象は、「軟組織」。硬め、柔らかめ、指先で感じよう。
- 筋は分類できる(コンパートメント)。筋膜で分けられ、神経支配で分けられる(例外あり)。
- 下肢の「移行部」。大腿三角、膝窩、足根管。大きな脈管(腱)が通る。
- 関節(膝と足)。靱帯が張る、ゆるむ状態とは?足首の捻挫。ばね靱帯、実習では切ってみよう、アーチがどうなるか。