CT課題
2021年度から、Googleフォームを使って、簡便に課題を作成・提出できます。
https://forms.gle/9hckDgLuiUhkdA376
詳細は、メールとブログの投稿を参照してください。
以下は2019年度までの仕様です。現在とは合っていませんが参考のために残しておきます。課題の骨子は2021年度も同じです。
提出物の仕様
- 各班1部提出
- A4で1ページに、2つの組図を載せる
- テンプレートを使用すること。テンプレートは共有ドライブにある
- 組図は、死後CTと解剖所見とを比較してまとめたもの。胸部と腹部でそれぞれ1つ作る
- 図にはラベルを入れ、キャプションをつける
- PDFをネット提出(アドレスはプリント)
読者の設定
CTの所見をとった医師を読者として想定する。すなわち、
- 実際に解剖してわかった証拠を示す。その医師の能力向上に役立つよう
- その医師の代わりにCT所見を実地に確認したつもりで記載する
- 医学的な知識や用語の解説は無用
制作要領
予習から実際の解剖まで
- 解剖時に実地に確認するポイントを班員で相談しておく。このとき、CT画像と死亡時画像検査結果通知書を参考にする
- 解剖時にCT画像を参照しながら、解剖体でどうなっているかみる
- CT画像と対応づけられるように剖出ないしスライスし、スケッチする。スケッチの向きは解剖学的正位やCTの向きに合わせる
- スケッチに、向き、各部の名称、対応づけるCTがどれかなどをメモしておく
スケッチのしかた
描く向きを、ちょうど正面、側面、後面、斜めならちょうど45°など、みてわかりやすい角度、図譜などに使われることの多い見慣れた向きにする。適宜彩色。スケッチ課題で課された場所もCT課題のスケッチとして使ってよい。
スケッチとCTとの対応付け
下の例のような工夫をしてスケッチとCTを対応付けやすくする
- スケッチとCTの方向や断面の向きを揃える
- スケッチが正面ならCTは前額面にする
- CTのスライスと同じ断面をスケッチする
- CTのボリュームレンダリングやthick sliceをつくって、厚みのある情報を画像にする
- 図に入れる記号をスケッチとCTとで揃える
提出物の制作
- スケッチをスキャンする
- 向きを整え、必要な部分だけトリミングする
- スケッチと対応させるようCT画像を整える(3Dも可)
- CT画像をPNGで書き出す
- テンプレートをダウンロードし、自分の環境に合ったのを選ぶ
- スケッチとCT画像をテンプレートに貼り付ける
- 図の着目する部分や目安となる部分に印を入れる
- 図の説明文(キャプション)を記入する
- PDFに書き出す
- ファイル名を下のようにする
- Web提出する