CT課題
2025年度から提出・採点の方法が変わります。
提出物の仕様
- 各班1部提出
- A4で2ページ以内に、2つの組図を載せる
- Wordのテンプレートを使用すること。テンプレートは共有ドライブにある
- Word自体でPDFに変換すること
- Wordで「名前を付けて保存」→「ファイル形式:PDF」
- 怪しい変換アプリ使わない(ファイル形式不正・ウイルス混入リスクを回避するため)
- 組図は、死後CTと解剖所見とを比較してまとめたもの。胸部と腹部でそれぞれ1つ作る
- 図にはラベルを入れ、キャプションをつける
- PDFをGoogleフォームで提出
- https://forms.gle/tyPdRVhBMWynqiwF9
- 全学認証アカウントでアクセスする
- チェックを入れる→「返信に表示するメールアドレスとして m*******@gunma-u.ac.jp を記録する」
- 「ファイルを追加」をクリックして、用意したPDFを選択
- 送信
- 履修生のアカウント以外ではアクセスできません
- PDF以外はフォームが受け付けません
読者の設定
CTの所見をとった医師を読者として想定する。すなわち、
- 実際に解剖してわかった証拠を示す。その医師の能力向上に役立つよう
- CT所見を医師の代わりに実地に確認したつもりで記載する
- 医学的な知識や用語の解説は無用
制作要領
予習から実際の解剖まで
- 解剖時に実地に確認するポイントを班員で相談しておく。このとき、CT画像と死亡時画像検査結果通知書を参考にする
- チェックリストにまとめる
- 解剖時にCT画像を参照しながら、解剖体でどうなっているかみる
- CT画像と対応づけられるように剖出ないしスライスし、スケッチする。スケッチの向きは解剖学的正位やCTの向きに合わせる
- スケッチに、向き、各部の名称、対応づけるCTがどれかなどをメモしておく
スケッチのしかた
描く向きを、ちょうど正面、側面、後面、斜めならちょうど45°など、みてわかりやすい角度、図譜などに使われることの多い見慣れた向きにする。適宜彩色。スケッチ課題で課された場所もCT課題のスケッチとして使ってよい。
スケッチとCTとの対応付け
下の例のような工夫をしてスケッチとCTを対応付けやすくする
- スケッチとCTの方向や断面の向きを揃える
- スケッチが正面ならCTは前額面にする
- CTのスライスと同じ断面をスケッチする
- CTのボリュームレンダリングやthick sliceをつくって、厚みのある情報を画像にする
- 図に入れる記号をスケッチとCTとで揃える
提出物の制作
- スケッチをスキャンする
- 向きを整え、必要な部分だけトリミングする
- スケッチと対応させるようCT画像を整える(3Dも可)
- CT画像をPNGで書き出すか、画面キャプチャーする
- テンプレートをダウンロード
- スケッチとCT画像をテンプレートに貼り付ける
- 図の着目する部分や目安となる部分に印を入れる
- 図の説明文(キャプション)を記入する
- PDFに書き出す
- ファイル名を下のようにする
- Web提出する
ファイル名
A6CT.pdf(すべて半角)
- A6:班番号(ハイフンなし)
- CT:ct課題
- .pdf:拡張子(デフォルトでは非表示で、自動的に追加されるので気にしなくてよい)
採点
提出されたものを大学が印刷し、腕神経叢スケッチのチェックと同様に実習中に確認・採点する。
不正に関する注意
- 各班独立に1点制作。スケッチ、CT画像、文章を他と共用せぬこと。
- 相談は班を超えて積極的にしてよいが、スケッチやCT画像の作成やまとめは各班で独立して考えること。
- 不正の扱いは学習要項の取り決めに従う。
アイキャッチ画像の出典:Wikipedia