Irving’s Anatomy Mnemonics

解剖学の語呂合わせ(mnemonics)の古いテキスト。4インチ×2¾インチの小さな本。第4版(1964年)まで続いたらしく、写真の古書は1991年の第28刷。プレミアが付いている

小さなポケットブック

 

映画の「Gross Anatomy」(1989)に語呂の1つが登場する。横隔神経の枝を覚えるためのものだ。これ、覚えなければいけないのか? もちろん覚えないといけない。でないと、心膜炎や横隔膜を刺激する腹腔病変などの関連痛を見過ごしてしまう。

「Gross Anatomy」から

 

横隔神経の枝

本の前書きがいい。

おバカさんたち、一夜漬けさんたち、解剖の「経路」が険しすぎて脚がガクガクしている学生に、この小さな本を捧げる。彼らがこの本に助けをみいだせることを願って。

前書き

本の130ページのうち約3/4が動脈系、静脈系、末梢神経系。残りの1/4が局所解剖。

局所解剖から前腕の屈筋支帯。これは現代でも大丈夫なタイプの語呂

「ポリティカル・コレクトネス」など、用語も概念もないころの本なので、現代ならひとのいる場所ではいえないような語呂も少なからずある。もっとも、そういうほうが記憶に残りやすいのは確かだ。

解剖学の学習に苦労するのは現代の日本も変わることはない。困っているなら:

参考文献

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