WEEK8 Day2 上・下腸間膜動脈領域
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機能形態学
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※グラントの手順通りに進めましょう!手順バイパスしないこと!
上・下腸間膜動脈領域
- 動脈の栄養領域
- 虚血性腸炎(今年も何班かある、特に下降結腸で多い、横行結腸も今年はあったかも)
- 結腸辺縁動脈があるのである程度は栄養が保たれると壊死まではいかない
- 腹大動脈と上腸間膜動脈とに挟まれるもの
- 虫垂が見当たらない ①切除済 ②中腸回転不足(回盲部の同定からやり直す)
- 空腸・回腸の動脈の剖出:幹に近いほうはきちんと出す⇔末端の直動脈は4~6本程度が見えればいい、全部やらない
膵臓
- 膵頭側→胃十二指腸動脈~上腸間膜動脈の間の吻合(切らずに頑張る。膵臓癌・萎縮があると難しいかも)+右胃大網動脈切らないように慎重に。
- 膵体・尾部→昨日の脾動脈剖出(一部)できちんと温存してるはずなので後膵動脈(必ず)、大膵動脈(無理しない)を剖出しつつ脾動脈の全容を見る、左胃大網動脈を切らないように注意
スケッチの仕上げ:グラントの今日の範囲が終わったら
- 腹大動脈から腹腔動脈が分岐してくるところからきれいに剖出を仕上げる(特に脾動脈側)
- 静脈・神経は除去!
- 左下用語集の動脈で剖出&同定&スケッチできてないものがあると減点
- 腹大動脈から直接の分枝がある場合はその根元からきちんと剖出・スケッチ
- 右肝動脈が上腸間膜動脈から分岐してきてる班は、「腹大動脈→上腸間膜動脈→右肝動脈」が見えるように剖出・スケッチ
- ↑この場合、門脈後方を右肝動脈が走行している可能性(=門脈手前にない場合、これを検討する、門脈は観察したら切ってOK)
- 胆嚢がある班は胆嚢動脈の同定は採点対象
- 破格(バリエーション)で同定困難な血管(例:左肝動脈と右肝動脈の由来が違うため固有肝動脈の名付けができないetc)は、同定困難な理由を一言記入する
16時にテスト返却(予定)
その後スケッチチェック➡解散(早く終わっても16時から)、腹部剖出チェックリストは今日はなし
胸部CT課題は必ず今日終わらせる(今日は比較的楽)、腹部もCT画像側はチェックしといてネタを決めとく
- 来週腹部最後(木曜日のみ)=腹部CTと腰神経叢のダブル課題でハード
- 骨盤の週は水曜日は4人で作業できない=CT仕上げ分業可能⇔木曜日はハード
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