解剖学のむずかしい漢字

康熙字典
解剖学用語にはむずかしい漢字が多い。しかも異字体がいろいろある。
日本解剖学会が定めた解剖学用語では、異字体はどれを使ってもよいとされている。本学の試験でも漢和辞典に載っていたり用例があればOKだ。習字で許容される字体もOK(嗅の犬が大になっていてもよい)。
文章が本になるときには統一しておくことにはなる。出版社ごとに校正のめやすがある。同じ出版社でも分野によって目安が調整されることもあるらしい。
下は一例:赤字が採用されている。
フォントや環境によっては異字体が表示できないこともある。たとえば、靱(印刷用標準字体)の正字(刀の左に点)には普通の文字コードが振られていないので、環境によってはでてこない(KindleやWordPressはダメ)。

解剖学用語の異字体

角川新字源から
コメントを投稿するにはログインしてください。