胸部CTの課題について–2022
胸部の解剖に先立って、CTをみて胸部の気づいたポイントをチェックリストに記入し、胸部の実習初日に提出します。
胸部の解剖をする中で、チェックされたポイントを実際の解剖体で検証してください。CTでみえたものが実際にはどうだったのか。色や硬さはCTではわからないですね。そういうところをみていくといいです。
その結果をまとめて、Googleフォームから提出してください(アドレスはメールで通知)。提出は班の代表1名がやりますが、それまでの課題の作成は班で協力してください。
要件は以下の4つです。
- 解剖前に得られていたCT所見について、1つを選んで記入。2のCT画像についての説明もここに記す。どこのどの向きのスライスか、画像に追加した矢印などが何を指しているかなどを説明する。
- 【例】両側に胸水貯留がみられた。図はT7付近のスライス(肺野条件)。矢印は胸水を示す。
- 1で述べたポイントのわかるCT画像をアップロード。着目するポイントを矢印などで明示する。DICOM画像からJPEG、PNGなどの画像ファイルに書き出すこと。複数の画像を組み合わせる場合には、あらかじめ1つの画像にまとめること。10MBまで。できればファイル名を「班番号-CT」とされたい(必須ではない)
- CT所見に対応する解剖所見を記載する。4のスケッチについての説明もここに記す。何をどの向きで描いたか、画像に追加した矢印などが何を指しているかなどを説明する。
- 【例】両側の胸膜腔の背側に100ml程度の赤褐色のゲル状の物質が貯留していた。図は、右胸膜腔で、矢印でゲル状物質を示す。
- 3の項目に対応するスケッチをアップロード。着目するポイントを矢印などで明示する。図の向き(体の頭尾・左右・背腹がどちらか)を十字の矢印(地図などで使われる方角を示す記号)などで明示する。スケッチを撮影またはスキャンしてJPEG、PNGなどの画像ファイルするか、初めからiPadなどでスケッチし画像ファイルに書き出す。余白は適宜トリミングする。10MBまで。ファイル名を「班番号-S」とされたい(必須ではない)
〆切は、12月9日8時。(2回目の中間試験の翌朝)
提出するとコピーがメールで届きます。提出は1回だけですが、修正用リンクで修正できます。
困った?
- 目立ったCT所見も解剖所見もなかった
- その旨を文章と画像で示せばOKです。少なくとも死亡してはいるので、何もないということはなさそう。改めて見直してはみてください。
- CTではわからなかったが、解剖して気づいたポイントがある。
- CTを見返して、その旨を文章と画像で示してください。
- CTがよくわからない。
- 解剖台備え付けの読影所見を参考に、ググる、図書館でテキストをみる、授業のプリントをみる、など。
同様のを腹部でもやります。