感染症の発生数は減っているか?
新型コロナウイルスの対策によって他の感染症の発生動向に変化があるか、国立感染症研究所の公表しているIDWR速報データから可視化した。
データ:「疾病毎定点当たり報告数 ~過去10年間との比較~」五類感染症のうち週単位で報告される定点把握疾患(報告数のごく少数の感染症は省略)。過去6年分をグラフ化
グラフで示された感染症のほとんどが激減ないし著明に減少している。突発性発疹については例年と比較して感染動向に著変はみられない。発症するのは1歳未満の乳幼児がほとんどで、母親からの飛沫感染・接触感染が主な感染経路であることから、新型コロナウイルスの一般的な対策は奏功しないと考えられる。
RSウイルス感染症は例年とは異なる流行パターンを示した。
(随時更新)
アイキャッチ画像:The Sick Child (Munch)(部分)
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