マークシート用鉛筆を買う
解剖学の試験の答案にはHBの鉛筆を強く推奨する(シャープペンシルも可)。記述式もHB。
答案記入で成否を分けるのは、鉛筆の選択だ。医師国家試験では、鉛筆の濃さは HB指定 (シャープペンシルは自己責任)。医師国家試験はマークシート形式だ。本学医学科の試験の多くもマークシート形式が採用されている。
薄すぎる鉛筆ではマークを十分濃くできない。そのためマークが読み取れない。しかし、問題は薄いときばかりではない。
濃すぎる鉛筆では、スキャナーのゴムローラーで擦れて答案が汚れる。当該の答案だけでなく、続いて読み取られる答案にも汚れが広がる。
記述式の答案も HB指定。スキャナーで読み取るので、マークシートと同じ鉛筆を使用のこと。
鉛筆やシャープペンシル、消しゴムは、無地でなくてもよい。市販の普通の製品には解剖学用語は書かれていないので。
鉛筆削りもあると安心かもしれない。試験中には許可されないかもしれないので、要項や試験監督に従うこと。中島重久堂の製品は国内外のOEMにも多い。刃に「NJK」の刻印がある。
近年、小学校で濃い鉛筆を使うことが多いせいか、医学生にも濃い鉛筆をつかう人が少なくない。HBにしよう。
大学入試センター試験などでは、鉛筆の炭素を検出するスキャナーが使われるので、鉛筆またはカーボンインク以外は読み取れない。しかし実は、本学の試験では答案を普通のスキャナーで読み取るので、黒くて擦れず裏写りしなければ、鉛筆以外でもよい。適当な代用品はなかなか無さそうだが。