看護学校入学前ドリル・漢字で覚える解剖ドリル

看護学校入学前ドリル: ここから始める! (プチナースBOOKS)

看護学校入学前ドリル: ここから始める! (プチナースBOOKS)

菊地よしこ
1,100円(11/22 04:29時点)
Amazonの情報を掲載しています
漢字で覚える解剖ドリル (プチナースBOOKS)

漢字で覚える解剖ドリル (プチナースBOOKS)

菊地よしこ
1,430円(11/22 04:29時点)
Amazonの情報を掲載しています

看護学校向けの予習テキスト。これから入学する人が知っておきたいこと、知っておけば入学後がスムーズになるような知識を学べるようになっている。試験ではないので、完璧をめざそうと気負わなくてよい。これから学ぶ知識にあらかじめ出会っておくことが大切。

看護学校入学前ドリル

看護学校入学前ドリル

『看護学校入学前ドリル』は筆者の大学の看護学科での経験と学生からのフィードバックをもとに構成されていて、入学後の学生が苦労しないで済むように考えて作られているのがわかる。

学生がまず躓きがちな解剖学関係の漢字を学び、手書きのレポートを上手に書けるように練習する。

数学が苦手な人ができないことの多い比例計算を習得する。これは点滴の計算には必須だ。

理科全般のうちで、看護の日常で使う知識をまとめ、社会科全般のうちで患者とのコミュニケーションに役立つネタを学ぶ。最後に、センター試験から生物・医学関係の出題をやってみて、センター対策をした人としなかった人との間を埋めておく(少なくとも違いがあるのを知っておく)。

もくじ
解剖学用語などに出てくる難しい漢字の読みを覚える
数学をすててしまった学生が困る比例計算
比例計算は、投与量の計算に直結
解剖生理も簡単に始めておく
英語も少しだけある
法令の知識
センター試験を受験しなかった人のために、生物学・医学関係の出題をみてみる

漢字で覚える解剖ドリル

漢字で覚える解剖ドリル

基本的な解剖学用語を漢字で練習するテキスト。入学前にやって、解剖学用語が難解なことに慣れておけば、解剖生理の授業で気持ちが楽になる。学ぶ心に壁を作らないようにすることが大切。入学後のまとめにも使える。解剖学自体の説明はない。それは授業でやるから、この本で学ぼうとしなくても大丈夫。

医学科生も、解剖の授業が始まる前にやっておくといいと思う。本学の解剖の授業では漢字チェックがある。

挿絵のなかには、ありえない構造が描かれているのが散見される。解剖図の制作をふんわり系タッチで押し切ろうというのがどだい無理。チラ見だけにしたほうが安全だ。

 

もくじ
身体の部位を漢字で。左ページで薄い文字をなぞり、右ページで空欄に記入する
器官系の解剖学用語を学ぶ。気管支の分岐が適当すぎる。
感覚器。中耳・内耳・耳管の構造は、キュビズムかと思うほど、横からの図と前からの図がいっしょに描かれている
消化器系。胆嚢に刺さっている3本の管は何だ?
循環器系
リンパ系。用語はなかなか詳しい。図は変
内分泌系の解剖生理。ここもなかなか詳しい
復習テスト。躓きがちな、普通の言葉とちがう用語
概論の復習テスト
器官系の復習テスト