Week10 Day1 ケーススタディ、骨学、実習注意事項(11/17〜22)

午前はケーススタディ、頭部の講義、頭蓋骨の講義。午後は頭蓋骨の骨学実習。

ケーススタディは米国の医療ドラマを使った講義。下肢の実習で見落としている人が多いとの情報あったので、解剖学の説明に多めに時間を使った。6分超過。途中、血中カリウム濃度の基準値をネットで検索。事前の参加意向39名のところ参加者40名、アンケート回収数39(1件は裏にメモがあったので回収せず)。スライドは参加者限定公開(ライセンス上の配慮)。


13:00 骨学実習開始
14:00 終了班が出始める
15:00  2/3終了

*眼窩、鼻腔はとても繊細な骨なので指、シャープペンシルなどは入れないこと!!

実習の注意事項11/17
*広頚筋は紙のように薄いので皮膚をはぐときに注意。皮膚の下層の浅頚筋膜中に茶褐色の縦に走るものがあれば、それが広頚筋。
*実習書の誤植:1) P.169右カラム3行目「後頭窩」は「後頭顆」に訂正。
2) P.173 右カラム 9.の最下行「甲状腺の狭部」は「甲状腺の峡部」に訂正。
*実習を始めるときは班員がそろってから、ブリーフィングでその日におこなうことをまとめ(そのためには遅刻しないこと)、共通認識にしてから開始すること。終了時にもその日行ったことを班員全員でまとめ終了する。
*実習講義でも言いましたが、舌骨下筋群はP173の段階では筋膜をむかないこと。後で頚神経ワナを探すときにその支配神経から逆に辿るのがいいので。筋膜を剥がすと、多くの場合 支配神経も一緒に取れてしまいます。
*上肢の切り離しの作業は頚根の章が終わってから実施するので、18日(金)午後に実施。

実習の注意事項11/18
*訂正:P179左カラム「肩甲上動脈」の3行目「肩甲横靱帯」→「上肩甲横靱帯」
*訂正:P179右カラム20. 4行目「グ758」→「グ732」
*追加:P180左カラム 「臨床との関連」:斜角筋三角で鎖骨下動脈や腕神経叢が圧迫されて起きる機能不全をまとめて「胸郭出口症候群」と呼ぶ。
*「頚根」の節が終わると次の「頭部」に進む前に、「上肢の切り離し」を配布したプリントの要領で行ってください。
*実習の進行はその日に割り当てられた分をおこなうこと。
それが済めば、早く終了して可。割り当て範囲以上に進めないこと。
*解剖台の側面に設置してある可撓性のビニールフェンスは解剖台の側面下にフックがあり、そこにフェンスの穴を合わせて吊るしておけるようになっています。
*実習室には現在暖房を入れています。ご遺体が乾燥しやすいので、頻繁な加湿を行ってください。
*実習書の訂正:P179左カラム14.「右リンパ本管」→「右リンパ本幹」
本日の範囲:「顔面(続く)」は皮切りに時間がかかります。来週火にも時間が取ってありますから、あせって急ぐ必要はありません。
追加イベント:実地試験をつくってみよう! 各班一題。剖出ができたら声をかけて下さい。記録します。
空いた時間:有意義に。予習、復習。骨標本が教卓横にあります。

実習の注意事項11/22
*実地試験問題募集:うまく剖出ができたら教員に声をかけて下さい。記録します。但し、義務ではありません。
*遅刻の増加、授業中の居眠りなどこのところ緊張感が薄れてきているようです。実習も最終段階にさしかかっていますので、気持ちを新たにして実習に取り組んで下さい。
*頭蓋骨標本は教卓横に置いてありますので、適宜参照してください。
*実習書でゴーグルを使うよう指示のあるところは、保護眼鏡をかけておこなうようにして下さい。
*頬骨弓の切断は両側で行って下さい。
*頬骨弓、下顎骨の切断の際には、プローブは残したままでは切らないで下さい。但し、一旦はプローブを通してから切断に移ること。
*ストライカーは台数が限られています。今すぐ使わない場合にはもとに戻す、すぐに使う班に渡すなど、融通して使用して下さい。
*ストライカーは電気器具で洗えません。きれいな手で触って下さい。
*P192左カラム4行目 「頬筋神経」→「咬筋神経」