もうすぐ解剖ニュースレター #7 本がいっぱい

2年生諸君、

医学科の勉強では教科書をいろいろ揃えることになると思います。

解剖だけでも実習書・教科書・アトラスが必要です。

実習室にも、これらを揃えて持ち込まないといけません。実習書だけでなく、教科書やアトラスもみながら、解剖をすすめていくのです。我々教員は、解剖台の周りの本の状況をみるだけでその班の後の成績が予測できます。そのくらい大切です。

古書を求めるとか、実習用のは4人でワリカンにするとか、工夫してください。アトラスは、実習書に対応するのが旧版になっているので、ちょうどいいかも知れません。

ところで、ある2年生から、将来のために原著の教科書を使ってみたいがという問い合せがありました。

カリキュラムが忙しいので万人にお勧めするわけではないですが、アリだと思います。私も学生の時にトライしました。最初は、英語がわからないのか、内容がわからないのか、それもわからなくて大変ですが、すぐに馴れます。医学英語は、英語自体としては受験英語より平易なはずです。

原著の教科書は日本語版より安価です。また、KindleInkling などの電子書籍版があったり、図のファイルや練習問題などをダウンロードできるサイトにアクセスできるのも、利点です。

  • Gray’s Basic Anatomy

『グレイ解剖学』のエッセンスから再構成した教科書ですが、項目自体の削減は目立ちません。むだの無いソリッドな英文です。

  • McMinn and Abrahams’ Clinical Atlas of Human Anatomy

写真タイプのアトラスです。

では。

機能形態学教員