第2回試験正解と解説
村上出題（9点）
- b（右第2弓にシルエットサイン陽性）
- d（内閉鎖筋は小坐骨孔で90度屈曲）
- b（下肢の知覚と運動の髄節は、踊って覚える）
- d（細気管支とその先は軟骨を欠く）
- d（S6は背側なので）
- a（Virchow転移しても反回神経には他より遠い）
- c（左房室口の周りは左冠動脈回旋枝）
- b（三尖弁や卵円孔の近傍を通るので、それらの手術時注意）
- e（意外なところから分岐する動脈；生殖腺は腹腔で発生）
- b（肺尖部は胸郭上口より上に出る）
- ce（意外なもの）
- a（後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症で脊柱管狭窄が）
- e（葉間胸膜は臓側と臓側）
- d（左肺野が素通しで、左心室に重なって縮小した肺がみえる）
- c（Gli3は前後軸）
- d（尺骨と橈骨は始めから別々に発生；橈骨が遅れる）
- a（左心房は後ろにあり、心嚢を介して食道と接する）
- e（右心室側壁だから鋭角枝）
- d（閉鎖神経は骨盤のリンパ節郭清で障害されることが）
- e（外反は外側コンパートメント、浅腓骨神経支配）
- d（デルマトームのS1~S3が麻痺しているので）
22a 正 上大静脈の閉塞による潅流障害（上大静脈症候群）
22b 誤 交感神経幹の障害は起こり得るが縮瞳のはず（眼への交感神経線維は交感神経幹を出て頚動脈とともに頭蓋内へ。副交感神経線維は動眼神経から）
22c 正 右反回神経の障害による片側の声帯麻痺
22d 正 食道への浸潤
22e 正 右横隔神経への浸潤による右横隔膜の麻痺（横隔膜は麻痺すると挙上）
実地
冠状動脈の問題、右左ではなく、枝を問うたものあり。
単に胸膜ではなく、「斜裂、水平裂」が正解。
筋の英名には、ラテン名が採用されている。語尾などに注意。quadriceps, transversus, abdominis…