CT課題NGポイント
CT課題の成績が思いのほか低かったら、それには改善すべき思考がある(ないし思考自体がない):
(以下、編集中、暫定)
書式
- 必須なパートを欠く:タイトル、氏名、要旨
タイトルと要旨
- 本文と対応しない:取り上げた項目の不一致、確認されたとあるのに所見や考察は曖昧、など
図
- 小さくてみえない
- CTとスケッチとに関連がなく、対比できない
- スケッチの向きや位置が不明で、各部が何かも示されてない
- 図のタイトルやキャプションがなく、どういう意図の図かわからない
- 図の中に矢印などのマーカーがなく、着眼点が不明
- 順番や組合せが整理されていない
- 本文の出現順と図の順番がばらばら
- 造影CTで大動脈石灰化を判定、縦隔条件でスリガラス陰影を論ずるなど、見えるはずのないことを騙る
- データを取り違えてる
本文
- データ(CTやスケッチ)がないのに文章だけで説明されている
- 本文から図を参照してなく、どの図をいっているのかわからない
- 話の順番や組合せが整理されていない
- 矛盾がある
- 話の重複がある
- CT読影レポートの引き写しだけで、自分で読影してない
- CT読影レポートの話なのか、自分の読影なのか、実物を見ての観察なのか不明
- CT読影レポートに現れた用語ごとに話をしている(スリガラス、浸潤影など、関連した事象なのに別の見出しで論じている)
- 論証の役に立たない引用(ただの教科書など)
解剖学的な間違い、ないし基本的な医学的間違い
- 画像の構造同定の間違い、マーカー指示の間違い:肺の浸潤影のマークの中に心臓まで入っているなど
- 左右取り違え:左冠動脈の議論中CTは合っているがスケッチは右など(CTは見上げ、断面スケッチは見下ろしていたせいか)
- 胸水と肺水腫の混同
- 肺の断面を見てスリガラス影があったとかへんなことをいう
- 肉眼で見て肺胞が壊れてるとか、肺炎と確認とか、不可知なことを可知という
- みればすぐわかるようなポイントの見落とし:気胸など