第2回試験胸部

正解例

  1. C < A < B < E < D
  2. C
  3. A
  4. D
  5. E
  6. D
  7. C
  8. D
  9. E
  10. B
  11. B
  12. A
  13. B
  14. B
  15. D
  16. E
  17. C
  18. (1) 上大静脈 (2) 左心房 (3) 大動脈弓 (4) 肺動脈幹 (5) 左心室
  19. 心臓の痛覚線維は交感神経線維に平行して上行し、後根から脊髄に入ってT1〜4髄節で2次ニューロンにシナプスする。これには対応する皮節の体壁からの痛覚線維もシナプスする。したがって脳は痛覚の由来を判別できず、心臓からの刺激を同じ皮節の体壁、すなわち肩や上腕内側の痛みと感じてしまう(138文字)
  20. (1) 一例:右上葉への気管支に閉塞性病変があり、そのために上葉が無気肺になって縮小したため、水平裂が上方に押し上げられた(54文字)
    (2) 一例:右上葉の無気肺により、そのCT値が大きくなっていると推測される。気管支近傍に閉塞性病変、例えば肺腫瘍などによる陰影もみられるかもしれない(68文字)

19 要件:収束説が説明されたうえで、髄節が明示されていること
20 要件:右上葉を小さくする病変(閉塞性無気肺など)、ないし中葉あるいは下葉を大きくする病変(腫瘍など)、ないし肺全体を押し上げて傾けるような病変(胸水など)のいずれかを想定し、それに基づいてCT上の変化が推測されていること