X線、CT、MRIの陰影

X線による陰影の原理は次の通り:

明度 ∝ 原子番号 × 密度 × 厚さ

単純X線写真では、Caの多い骨や造影剤(Ba、I)は白く、空気の多い肺は黒く、脂肪は水よりも暗く、大きな肝臓は明るく写る。CTの一断面では、厚さの影響はない。3D再構築像の色彩は疑似カラー(人工的な彩色)


MRIによる陰影:
検出モードにより陰影の出方が違う。水が白く写ったり、脂肪が白く写ったり、骨が黒〜灰色に写ったり、軟骨や靱帯が黒く写ったり