§64−66 会陰

講義メモ
男性女性ともに把握すること。浅陰茎背静脈:血液が入っていなければ見つけにくいかも。実習書は1本だが、実際は網目状になっている。浅会陰横筋:薄くて見つけにくいし、欠損する場合もある。尿道球腺:触れてみて見当をつけてから。陰部神経、内陰部動脈は省略してもよい。


FAQ

  • 精巣挙筋:皮下の結合組織を引き延ばして、透かしてみると、筋線維が入っている。
  • 精巣動静脈と精巣挙筋:処理後で色合いが様々。一見では判別しにくい。上へ下へ追求してみよう。
  • いろんな索:発生期の構造物の残存。線維が集まったものとして残っている。
  • 会陰の筋:教科書の図は脚を開いたところで、平面的。実物では立体配置に注意。まず、坐骨結節の位置を確認し、どのくらい奥行きがあるかをイメージする。
  • 陰茎海綿体と尿道海綿体:ひきはがすのは、実習書の文言からの印象ほど、容易ではない。
  • 内閉鎖筋と肛門挙筋:殿部から内閉鎖筋を指でたどり、走向を把握する。同時に、直腸窩の外側壁にも触れ、内閉鎖筋を探してみよう。つながっているところも触れられる。
  • 尿道球腺:コリコリした丸いものを触って探してみよう。